HOMEビジネス プログラミングを写経して学ぶWebサービスが登場、教育機関・自宅待機中の新社会人向けにライセンスを無償提供

プログラミングを写経して学ぶWebサービスが登場、教育機関・自宅待機中の新社会人向けにライセンスを無償提供

長澤まき

2020/04/16(最終更新日:2020/04/16)


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イメージ画像/Adobe Stock

株式会社LABOTは、プログラミング学習サービスとして、タイピングゲームのようにソースコードを模写して繰り返し練習することができる「写経」プラットフォームWebサービス「SHAKYO.io」を4月14日にローンチした。

新型コロナウイルスの影響でオンライン学習を余儀なくされている教育機関と自宅待機中の新社会人向けにライセンスを無償提供する。

勉強ではなくトレーニング

「SHAKYO.io」は、反復練習をコンセプトに、教科書的な勉強ではなくトレーニングとしてプログラミングスキルを高めるプロダクト。

C・Java・Python・Rubyなど複数のプログラミング言語ごとに一般的なアルゴリズムを数百収録しているほか、自ら学びたいソースコードをアップロードすることが可能。

既存のプログラミング学習サービスでは扱われないような現場に近いコードを日々タイピングすることで、現場とのギャップを縮めることができるという。

反復練習でソースコードに慣れる

スポーツ業界では、素振りや筋トレ、走り込みなど、体で覚えるルーティン練習の積み重ねがパフォーマンスを最大限に発揮するための重要な役割を果たしている。

同サービスは反復練習をキーワードに、1日十数分ずつでもプレイすることにより、初心者のプログラミング学習者が複雑なソースコードに慣れたり、新たなプログラミン言語習得の際のシンタックス(文法)を実際のコードから学ぶ事ができることを目指す。

9月30日まで新社会人等に向け無償提供

今回、新型コロナウイルスの影響によってオンライン学習体制を余儀なくされている全ての教育機関に対して、同サービスのすべての機能にアクセスできる機能を9月30日(水)までの期間、無償にて提供。

また、緊急事態宣言に伴い在宅勤務を余儀なくされている2020年卒、新社会人向けのITリテラシー研修用サービスとしてもライセンスを無償提供する。

詳細はサービスの問い合わせ欄より連絡。4月下旬より順次対応するそうだ。

イメージ画像/Adobe Stock

同サービスが、プログラミング学習に対するメンタルブロックを取り除き、教科書的な学習と合わせた副教材として活用されていくことを目指しているという。

出典元:SHAKYO.ioホームページ

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