HOMEビジネス Forbes、フードシェアリングサービス「TABETE」の運営会社トップ2名をTHE ARTS部門に選出

Forbes、フードシェアリングサービス「TABETE」の運営会社トップ2名をTHE ARTS部門に選出

白井恵里子

2020/04/08(最終更新日:2020/04/08)


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グローバル経済誌であるForbesは4月2日、「Forbes 30 Under 30 Asia」と題し、世界を変える30歳未満の起業家などを300人選出・発表した。

株式会社コークッキングは同日、同社の代表取締役CEO・川越一磨氏と共同創設者であり取締役CPO・伊作太一氏が、「Forbes 30 Under 30 Asia」にて選出されたことを発表した。

様々な分野で活躍する30歳未満の人材を選出

Forbesは毎年、あらゆる分野で活躍する30歳未満のアジア・太平洋地域の人物を選出する「Forbes 30 Under 30 Asia」を開催している。

2020年は、アジア各国から集結した3500以上の候補の中から、10部門でそれぞれ30人ずつ、計300人が選出された。

川越氏と伊作氏は、同社が展開するフードシェアリングサービス「TABETE」の取り組みが評価され、同企画の「THE ARTS」部門にて選出されたという。

Forbes、フードシェアリングサービス「TABETE」の運営会社トップ2名をTHE ARTS部門に選出 1番目の画像

食品ロス削減のためのサービス「TABETE」

「TABETE」は、飲食店や販売店の「まだ食べられる状態にもかかわらず捨てられてしまう食べもの」を、ユーザーがお得に購入することで救済できるサービス。

現在、20~40代の働く女性を中心とした約23万人のユーザーが登録しており、登録店舗は約600店舗。これまで累計約2万3千食の食品ロスを削減してきたという。

Forbes、フードシェアリングサービス「TABETE」の運営会社トップ2名をTHE ARTS部門に選出 2番目の画像

同社は2019年6月には神奈川県横浜市と連携し、同市内の食品ロス削減を目指し参加店舗を募ったほか、2020年1月~2月には東京駅内の飲食店で余った食品を従業員に販売するという実証実験も行うなど、「TABETE」の取り組みを広げるために積極的な活動を展開している。

同社は今後も、食品ロスや売上アップ、エネルギー効率化などが期待できる「TABETE」を通じ、ユーザーの食事における選択肢拡大にも繋がることで「これからの新しい食のあり方」を提案していきたいとしている。


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