HOMEビジネス 【2020年版「住みたい田舎」ランキング総合部門1位】山口県宇部市の魅力とは?実際に移住した起業家の体験談を紹介

【2020年版「住みたい田舎」ランキング総合部門1位】山口県宇部市の魅力とは?実際に移住した起業家の体験談を紹介

鈴木京

2020/04/02(最終更新日:2020/04/02)


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山口県宇部市は、地方移住を希望する人のための月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)が実施する「住みたい田舎」ベストランキング(人口10万人以上の大きなまち)で、総合部門で第1位、シニア部門で第2位になったことを、3月6日に公表した。 

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このランキングは、全国の移住定住の推進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む230項目についてアンケートを実施し、629の自治体の回答結果をまとめたもの。

人口10万人以上の「大きなまち」と人口10万人未満の「小さなまち」に分け、それぞれ「総合部門」「若者部門」「子育て部門」「シニア部門」のカテゴリを設けて、ランキング形式で結果を発表している。

山口県宇部市はどんな街?

2019年10月1日時点で、山口県宇部市の人口は16万4387人。同市の「移住サポート体制や各種移住支援策の充実」「都市機能と田舎の風情を併せ持つ環境」「医療・福祉の充実や健康づくりへの取組み」「空港をはじめとした交通の利便性」「移住者数の増加(人口に対する割合)」といった点が高評価を受けた。

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北部には自然豊かな山々が広がり、瀬戸内海に面した温暖な気候の宇部市。街なかには様々な施設が揃っており、生活に不便はない。また、市内には大学病院を中心に医療機関が充実しており、幼稚園から大学まで教育機関が揃っている文化的な街でもある。

宇部市では、移住促進施策として、一定期間暮らしを体験できる住宅貸与や、移住体験ツアーを実施しているほか、宇部市への転入の際に必要な引越費用等の経費の一部を助成したり、宇部市へ転入をする医療・福祉・保育・建設・ICT人材に対し、賃貸住宅の家賃の一部を助成する制度などを設けている。

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宇部市に移住した人の体験談を紹介

実際に宇部市に移住した人の声が掲載されているので紹介しよう。

現在、宇部市に在住している北村久雄氏は、群馬県生まれの33歳で、株式会社月華堂の代表取締役を務めている。大学卒業後、神奈川や東京のIT企業を経て、2013年に友人とベンチャー企業を立ち上げた。2017年5月に宇部市に移住し、「株式会社月華堂」を創業。ソフトウェアの受託開発、自社サービスの運営開発を行っている。

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同氏が移住を決意した決め手のひとつとなったのは、補助金や助成金など自治体の充実した支援制度。移住だけでなく、起業に関しても手厚い支援を揃えているのが大きかったという。

また、東京のクライアントをターゲットにしてビジネスを展開していこうと考えていたため、東京まで飛行機でおよそ1時間半というアクセスの良さも重要だった。

さらに、宇部市には山口大学工学部や宇部工業高等専門学校などの教育機関がある。将来的に雇用を生み出したいという思いもあったため、人材確保という面から、高学歴の若い人材が多くいる場所というのもポイントとなったという。

住みやすさと魅力を兼ね備える山口県宇部市。関心がある人は、ぜひ詳しい情報にアクセスしみては。

移住定住ポータルサイト「宇部移住計画」


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