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市民起業家によるまちづくりを後押しする創業支援事業「HERE」がスタート、講座・ゼミの参加者を募集中

長澤まき

2020/03/28(最終更新日:2020/03/28)


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株式会社タウンキッチンは3月24日、株式会社JR中央ラインモール・多摩信用金庫と、地域住民主体のまちづくりを後押しする創業支援事業「HERE」をスタートすると発表した。

市民起業家によるスモールビジネスを通じたまちづくり・郊外のシビックエコノミーを推進。東京都のインキュベーションHUB推進プロジェクト事業の採択を受け、3か年にわたって実施する。

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郊外発の事業を創出

「HERE」は、暮らすのにちょうどいい郊外において、地域の素材を活かしながら、次世代に続くアイデアを育て、事業を創出するためのプラットフォーム。

宅地として形成された郊外において、住むだけでない新しい郊外像の実現を目指す。

地域住民をまちづくりの担い手に

地域住民をまちづくりの担い手とするべく、「食や空き家といった住民の関心が高いテーマ設定」「創業者だけでなくサポーター層を含めたチーム化」「テストマーケティングなどの実践に軸を置く」の3点を特徴とした創業支援事業を展開。

キックオフに先立って、昨年12月より「食べるとまちのいい関係」をテーマにしたゼミを開始したところ、主婦・フリーランス・会社員など多様なメンバーが集まり、フードロス食材を使ったジェラート店などの事業構想が誕生したそうだ。

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スモールビジネスを通じた街づくりを実現へ

4月からは「これからの、家と庭」をテーマに、空き家や空き地の利活用に向けた公開講座とゼミをスタート。

ゼミでは、チームをつくり、まちのリソースを活かしながら、事業の設計からトライアルまでを行う。

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また、広報支援・資金調達のサポート・物件紹介など、創業者のライフサイクルに合わせたワンストップでの支援メニューを連携事業者との協働で実施へ。

地域資源を活かしながら、これからの時代の新しい郊外像を目指した創業支援を行うことで、市民起業家によるスモールビジネスを通じたまちづくりを実現するとしている。

【これからの、家と庭 公開講座】
・日時:4月18日(土)19時~21時30分
・場所:武蔵野プレイス
・定員:50人
・参加費:1000円

【これからの、家と庭 ゼミ】
・期間:5月16日(土)~9月19日(土)
・場所:東小金井事業創造センターKO-TO
・定員:20人
・参加費:無料(懇親会や実践における実費分を負担)

出典元:HERE Webサイト


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