HOMEビジネス 横浜産「カンナ削りの木のストロー」が横浜市内ホテルで提供開始。環境問題や地産地消推進に貢献

横浜産「カンナ削りの木のストロー」が横浜市内ホテルで提供開始。環境問題や地産地消推進に貢献

Yuka Haga

2020/02/25(最終更新日:2020/02/25)


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株式会社アキュラホームは2月18日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズにて、横浜産の「カンナ削りの木のストロー」の提供を始めたと発表した。

提供は2月5日から開始しており、木のストローをホテルで提供するのは、横浜市内で初の事例となる。

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間伐材活用と廃プラ問題に取り組む

木造注文住宅を手がける同社は、間引きした「間伐材」の有効活用への取り組みを進めてきた。

間伐材の活用とプラスチックの廃棄問題の解決を目指して、2018年には間伐材をカンナで薄く削る「カンナ削りの木のストロー」を開発。量産化に世界で初めて成功した。

昨年日本で開催されたG20の全会合にて採用されたり、グッドデザイン賞、ウッドデザイン賞など7つの賞を受賞するなど、多方面での効果が期待されている。

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地産地消でより良い世界に

昨年11月には、横浜市とヨコハマSDGsデザインセンターと連携し、横浜産の「カンナ削りの木のストロー」を地産地消モデルとして発表した。

原材料は横浜市が保有する水源林の間伐材を用いており、横浜市内の特例子会社などで障がい者が製作する。

横浜産の同製品は、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズにて提供が開始。ホテルで木のストローの採用に至ったのは、横浜市内で初の事例だ。

同社は現在、木のストローの普及を目指して「1000万本の木のストロー」プロジェクトを行っている。

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