HOMEビジネス 2020年のマーケティングテクノロジーの最重要トレンドは「AI」など5つ|RTB Houseが発表

2020年のマーケティングテクノロジーの最重要トレンドは「AI」など5つ|RTB Houseが発表

長澤まき

2020/02/21(最終更新日:2020/02/21)


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ディープラーニングに基づいた最先端のマーケティングテクノロジーをグローバル展開するワルシャワのRTB Houseは2月14日、「2020年におけるマーケティングテクノロジーの最重要トレンド」を発表した。

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注目を集める最新の施策とは

最重要トレンドは、「人工知能(AI)」「パーソナライゼーション」「ビデオマーケティング」「プログラマティックマーケティング」「ソーシャルコマース」の5つだという。

業界の急速な発展とともに企業がトレンドを常に把握する必要がある中、課題となる消費者の行動予測や注目を集めるための最新の施策を紹介する。

パーソナライゼーションなど5技術

人工知能(AI)

Techgrabyteによると、同技術は今後数十年の間に様々な企業・産業・国に大きな商機を提供するほか、2030年までに世界のGDPを14%押し上げるとも予測されているそうだ。

同技術は、消費者がどのように商品やサービスを見つけているのかを企業が分析することに貢献するという。

パーソナライゼーション

同技術は2020年におけるマーケティングの成功の決定要因だと予測されているという。

消費者の63%が一般的な広告を迷惑だと思っているのに対して、パーソナライゼーション広告は消費者の90%が好意的に捉えているそう。

EasyJetが顧客の渡航履歴からその顧客が次に行きたいと思うであろう旅行先をメールで提案したところ、一般的なEメール広告より25%高いクリック率を達成したそうだ。

ビデオマーケティング

同技術はすでにトレンドの主流であり、この傾向は継続すると考えられるという。

Googleはビデオを含むウェブサイトを検索結果の上位に出し、その結果としてビデオを含むウェブサイトはテキストを含むサイトと比較した場合、最大50倍ものオーガニック検索経由のトラフィックを獲得できるそう。

ライブビデオや顧客に合わせたビデオメッセージ、360度ビデオやビデオのSEO対策などが、より強固なトレンドになると予測されるという。

プログラマティックマーケティング

同技術はAIを活用し、購入が見込まれるターゲットグループに向けた広告入札を自動化する。

デジタル広告を通じた購入にパーソナライゼーションが期待されている今、同技術は企業が迅速かつ効率的に消費者にアプローチする費用対効果の高い手段であり、コンバージョン率の引き上げ・顧客獲得コストの低下が期待されるそうだ。

今年度成長が予測されるトレンドだという。

ソーシャルコマース

Eコマースとソーシャルメディアは急速に拡大成長。ブランドは売上高の最大化を目指して、これらを組み合わせて活用しているという。

Instagramは2019年3月に、ユーザーがプラットフォーム上で購入を完結できる「Instagram Checkout」を展開。

Instagramユーザー・約10億人の90%がショッピングブランドをフォローしているといわれる今、ビジュアルプラットフォームはマーケターにとって最適なツールになっているという。

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イメージ画像/Adobe Stock
詳細は同社プレスリリースにて見ることができる。

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