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労務管理サブスク「HRbase」がリニューアル 就業規則・書類作成・労務相談を集約

鈴木京

2020/02/12(最終更新日:2020/02/12)


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労務管理サービス「HRbase」を運営する株式会社Flucleは、既存サービス「HRbase 就業規則」に雇用契約書作成などの機能を加えた新サービス「HRbase」を、2月3日に公開した。

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568社が利用「HRbase 就業規則」

株式会社Flucleは、テクノロジーで労務管理の課題解決のためのサービスを提供。同社が2019年2月1日に公開した、就業規則を1日で作成できるクラウドサービス「HRbase 就業規則」は、2020年1月末までに568社が利用している。

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会社情報をクラウド入力するだけで、社労士監修の就業規則が1営業日で届くサービス(価格:2万9800円+税)は、仕上がりの速さと価格の手頃さで、社労士に依頼する手間・時間・予算がない中小企業の利用が拡大しているという。

顧客の声を受け、新機能が追加

「HRbaseサービス」は利用企業から上がってきた「労務相談にも乗って欲しい」「雇用契約書など他の書類もつくりたい」という声を受け、スポットで展開していた就業規則作成サービスを拡大した。

会社情報や就業規則などを入力すると、法律上必要な労務管理が簡単に行えるクラウドサービス(月額4980円+税)だという。

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新規登録で、初月はスタータープランを無料で利用が可能。ただし、2カ月目からは課金しなければフリープランに移行し、機能が制限される。2月3日現在は、月額4980円+税の単一プランのみの提供だが、2020年中にはプランを3パターンまで拡充する予定だ。

労務の専門家にWeb相談もできる

新サービスでできることは主に3つ。

1つめは「就業規則や雇用契約書の作成」。会社情報と会社ルールの入力をすると、法改正に対応した就業規則と、就業規則に紐付いた雇用契約書が手軽に作成できる。

2つめは「やるべきことの見える化」。煩雑な労務管理が分かりやすくマニュアル化され、その中で必要な社内書式もダウンロードが可能。知識がなくても労務管理が漏れなく実施できる。

3つめは「困ったら専門家に相談」。会社によって異なる労務の悩みに、専門家が的確に回答してくれる。WEB上の労務顧問として活用することができそうだ。

中小企業・スタートアップ企業には、専門家としての労務管理担当を置く余裕がないことも多い外部専門家に依頼すると、時間もお金もかかることも少なくない。

事業をスピーディーに進めたい小さな企業にとって「コストと時間」の短縮は重要であり、労務管理サービスは会社の運営面を支えてくれる存在になりそうだ。

HRbase


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