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法務サポートAI「り~が~るチェック」が英文契約書に対応、専門知識がなくても契約書のレビューや作成が可能に

さえきそうすけ

2020/02/06(最終更新日:2020/02/06)


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株式会社リセは2月1日、法律のプロが構築した法務サポートAI「り~が~るチェック」の英文契約書サービスを始めた。

専門知識がなくても契約書のレビューや作成が可能に。法務サポートAI「り~が~るチェック」が英文契約書に対応 1番目の画像
イメージ画像:AdobeStock

サービス機能概要

「り~が~るチェック」英文契約書サービスの機能は以下の4つである。

法律文書に特化したAI翻訳

英文の契約書に特化し、翻訳精度を高めた独自AIにより自動で和訳を実施する。

英語が得意な人もそうでない人も、素早く英文契約書の内容を把握することができ、社内外向けの論点整理をスムーズに行うことが可能になる。

国際取引特有の「リスク洗い出し」と「抜け漏れチェック」

自社の立場に応じて、欠落条項、要注意条項等を検知する。

これまでは目視等により本や過去の契約書と比較し、確認していた手間と負担を軽減できる。

英文契約書専用の条文解説

国際取引を専門とする弁護士作成の条文解説が表示できる。

国際取引のリスクや英文契約特有の条項の解説などを提供。

お勧めの代替条文案の提示

各立場に応じて(売主、買主など)、お勧めの代替条文案を提示し、どのように修正すれば有利になるかを知らせる。

「り~が~るチェック」の特徴

同機能の特徴は以下のとおりである。

契約書自動レビュー

契約書ファイルをアップロードし、契約時の自社の立場を選択すると、数秒で手本となる文案、欠落条項、要注意条項、解説等を自動表示する。

高度な専門知識を要せずとも、レビュー工数を大幅に低減することができる。また、変更した方がよい条文について、なぜそのように変更した方がよいかなども詳細に解説。

契約書雛形(り~が~るベストテンプレート)提供

契約書を新規作成する際に、弁護士作成の雛形を提供する。条文毎に、注意点、論点になりやすい点などに関する解説が盛り込まれている。

契約書作成の作業工数を削減できるとともに、紛争を避けるために重要となるポイントの解説を確認でき、自社にとって安心できる契約書を簡単に作成できる。

契約書雛形管理

自社の契約書雛形を登録し、管理することが可能。同時に、過去の事例等を、条文毎に管理、登録できるため、属人化を避け、社内にノウハウを蓄積することができる。

契約内容で注意が必要な条項を社内共有できるので、案件毎に発生してきた法務以外の部署への説明の手間を省ける。

料金は月々2万円から。「り~が~るチェック」の導入方法は、現在は問い合わせをした相手に案内。専用サイトに照会してほしいとしている。


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