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小田急、経堂で地域コミュニティ活性化アプリの実証実験へ

白井恵里子

2020/01/29(最終更新日:2020/01/29)


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小田急電鉄株式会社はこのほど、株式会社小田急エージェンシーおよびジョージ・アンド・ショーン株式会社と共同で、地域コミュニティ活性化を目的としたスマートフォンアプリ「KYOUDOKO」を開発した。

2月1日から、東京都世田谷区の小田急線・経堂(きょうどう)駅周辺で、同アプリを使用した地域コミュニティ活性化に関する実証実験を開始する。終了時期は未定。

飲食店を客をデジタルで繋ぐアプリ

「KYOUDOKO」では、地域にある飲食店などが情報発信者となり、店舗のイベントや旬のメニューなどといった情報を、リアルタイムでユーザーに発信することができる。ユーザーは、このような地域のタイムリーな情報を地図上で見つけることができるほか、店主や他の常連客などとオンラインで情報交換をすることも可能だ。

このように同アプリでは、飲食店などの店主と客をデジタル世界で繋げることで、リアルな場での交流を生み出すことができるという。

鉄道や商業施設の運営に加え、地域コミュニティ活性化に向けた取り組みも行う同社は、今後「KYOUDOKO」の活用を通じ、地域コミュニティ発展への貢献を目指すとしている。

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Adobe Stock

経堂駅周辺エリアの16店舗が参加   

実証実験の対象となる経堂駅周辺は、小田急線の駅でも特に個人経営飲食店が多いエリアだという。

今回は、情報発信者として手を挙げた16店舗が参加し、同アプリの今後の拡大に向けた検証を実施する。

同社は引き続き、情報発信者として協力可能な店舗を募集しており、希望者はKYOUDOKO事務局(kyo-doko.info@odakyu-dentetsu.co.jp)へ問い合わせてほしいと呼びかけている。

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