HOMEビジネス 観光客の荷物を預かり当日配送するプラットフォーム「TOUR BASE」が誕生 「観光公害」軽減目指す

観光客の荷物を預かり当日配送するプラットフォーム「TOUR BASE」が誕生 「観光公害」軽減目指す

Yuka Haga

2020/01/23(最終更新日:2020/01/23)


このエントリーをはてなブックマークに追加

ツアーベース株式会社は1月20日から、観光客の荷物を預かり当日配送するプラットフォーム「TOUR BASE」の提供を始めた。

日本の人気観光地を中心に起こるオーバーツーリズム(観光公害)や物流の課題解決を目指す。

観光客の荷物を預かり当日配送するプラットフォーム「TOUR BASE」が誕生 「観光公害」軽減目指す 1番目の画像

観光客の荷物問題に取り組む

同社によると、現在の観光シーンでは、交通機関や道路の混雑などのオーバーツーリズムや、コインロッカー不足による荷物の保管などが課題となっている。

今後ますます訪日外国人の増加が見込まれるなか、既存の荷物預かりサービスは、事前予約の必要性や当日配送のコスト高騰が障壁となり、浸透していない現状があるという。

これらの課題を解決するべく、荷物の一時預かりと当日配送サービスを組み合わせたサービスが誕生した。

観光客の荷物を預かり当日配送するプラットフォーム「TOUR BASE」が誕生 「観光公害」軽減目指す 2番目の画像

手ぶらで観光できるサービス

TOUR BASE」は、シェアリングエコノミーの仕組みを利用したCtoCサービスで、荷物を運んでほしい人と運びたい人を繋ぐ。

当日予約が可能なため、利用者は宿泊施設のチェックイン・アウトやショッピングの途中など、必要になったタイミングで依頼できる。

当日配送に焦点を当てており、一般的な荷物と比較して単価が高いため、配送担当者のインセンティブも高いとしている。

現在は京都・大阪のみで利用できるが、2020年中には東京への拡大を目指しているという。


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード