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「5年後の働き方コンソーシアム」ランサーズなど5社で発足

鈴木京

2020/01/24(最終更新日:2020/01/24)


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株式会社いいオフィス、NECネッツエスアイ株式会社、株式会社KabuK Style、株式会社パソナJOB HUB、ランサーズ株式会社の5社は1月20日、「5年後の働き方」について検討、支援していくことを目的に連携し、「5年後の働き方」コンソーシアムを発足させると発表した。

多様化する働く場所や勤務時間に対応する次世代の働き方を推進させていくのが目的だ。

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働く時間・場所が多様化

今、企業では「働き方改革」が進められており、残業時間の上限や有給消化の義務など、労働時間の最適化や時間管理が求められている。

さらに、副業(複業)の広がり、テレワークの導入などを受けて、働く場所や勤務時間が多様化し、個人事業主や企業に勤める人など、働く個々人が自分に合った働き方が実現できる環境が必要になってきている。

次世代の働き方の実現をサポート

このたび発足した「5年後の働き方コンソーシアム」では、多様なワークスタイルに合わせた人材活用と、それが選択可能な社会の創生をサポートするために、「働く場所」「滞在場所」「仕事」と、それを支える環境やシステムを統合的に提供するための取り組みを進めていく。

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これにより、労働力の適正化(地域と都市や企業間のタレントシェア、繁忙期の差異に応じたタイムシェア等)、企業と個人の働く機会のミスマッチの低減、個人のQoL(クオリティオブライフ)の向上を目指す。

2020年中に実証実験の開始予定

 「5年後」というものは、少し先ではあるが決して遠くない未来。

「働く個人が主役の多様なワークスタイル・ライフスタイルの実現サポート」「理念・ミッション・ビジョン共感型のチームビルディング・事業経営・プロジェクトマネジメント」「より広い視座の社会課題解決に資するビジネスを実現するためのパートナーシップの構築と事業創造」といった課題の解決を掲げ、「5年後」の未来を実現するため、具体的にアクション可能なソリューションを議論し、2020年中に実証実験を開始する予定だ。

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提携5社がそれぞれもつ強みを生かし、まずは“企業向け管理ツール”“どこでも働ける場所”“やりがいのある仕事”の3つの観点からソリューションを検討していく。その1つとして、月額制で国内・海外のコワーキングスペース「いいオフィス」をどこでも利用できるサービスを提供する。

3月にイベントを開催

コンソーシアムの取り組みの第1弾として、2020年3月に「5年後の働き方」について考えるイベントを開催。今後予定している具体的な取り組みの紹介や、「5年後の働き方」についてのトークイベントが行なわれる見込みだ。

【イベント概要】

◆日程:3月4日(水) 18:00開場、18:30開始
◆場所:TRAVEL HUB MIX(大手町)
東京都中央区大手町2-6-2
◆主催:5年後の働き方コンソーシアム
◆対象者:企業担当者、個人、自治体関係者
◆会場費:1000円(セッション終了後の懇親会にて軽食を用意)
詳細URL

近い未来の働き方を具体的に考え、実現していく「5年後の働き方コンソーシアム」。現在、参画パートナー企業も併せて募集しているという。


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