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“電気人材”紹介サービスが47都道府県に拡大、全国で需要急増・人手不足を反映

長澤まき

2020/01/24(最終更新日:2020/01/24)


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株式会社アーキベースは2月3日(月)から、人材紹介サービス「建職バンク電気施工管理」「建職バンク電気設備管理」の全国展開を始める。

関東・関西エリアに続き、全国47都道府県の事業者にサービスを提供する。

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電気業界は深刻な人手不足

電気工事産業と電気保安業界を合わせた電気業界の市場規模は、およそ12兆円にのぼるという。

電気を扱う人材の需要は、建設需要の増加などに伴って急速に増加。今後もますます電気業界の需要は伸びていく見込みだが、その一方で、同業界は深刻な人手不足に悩まされているという。

電気工事業を含む建設業は日本国内でも高齢化が進んでいる産業で、今後、団塊世代の大量離職等により約90万人の新規就業者の確保が必要と試算されているそう。

経済産業省は、第3種電気主任技術者は2045年に4000人程度不足、第1種電気工事士は2020年前半に2万人程不足するという見込みを発表している。

人手不足を解消・生産性を向上へ

同社は、建設業界に特化した転職・求人サイト「建職バンク」を運営。

多くの企業からの要望を受け、2017年10月から関東圏を中心に電気人材の紹介サービスを展開。開始以来、取引求人数は2800件にまで拡大しているという。

今回、さらなる事業者への価値提供を目指し、全国47都道府県の事業者へ電気工事施工管理人材の紹介サービス「建職バンク電気施工管理」と電気設備管理人材の紹介サービス「建職バンク電気設備管理」の提供を決めた。

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イメージ画像/Adobe Sotck

日常に欠かせない電気を守っている人々の存在と、電気業界に携わる魅力を多くの人に知ってもらい、社会課題である人材不足の解決・生産性向上に貢献すべく、サービス改善に取り組んでいくとしている。

◆建職バンク:https://kenshoku-bank.com/


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