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海外の日本人や外国人に日本人医師が対応するオンライン医療相談サービス「Doctorfellow」がスタート

さえきそうすけ

2020/01/19(最終更新日:2020/01/19)


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株式会社Medifellowは1月15日、オンラインで海外向け医療相談を行うサービス「Doctorfellow」を始めたと発表した。

同サービスは海外にいる日本人や外国人向けに、オンラインで日本人医師らがセカンドオピニオン、DtoDコンサルテーション、紹介状作成、メンタルヘルスサポートを行うものである。

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イメージ画像:AdobeStock

母国語でもわかりづらい医学用語、外国語では尚更

日本人が海外で受傷、発病し現地の病院を受診した際、一番問題になるのは言語と文化の違いである。

母国語で説明をされても理解しにくい医学的な説明を、異なる文化背景をもとに異国語で説明されても、不安は増すばかりで質問もままならない。

説明をする医師にしても、異国の患者が本当に納得できているかどうか、帰国させるべきか否かの判断に難渋することが多々ある。

海外の日本人にオンラインで日本の専門医が医療情報を提供

そこで同社は、渡航先で発病した海外の日本人個人(永住者、赴任者、留学者、旅行者)や法人企業、日本人患者を受け入れた病院などを対象に、オンラインで日本の専門医が医療情報を提供するシステム「Doctorfellow」を構築した。

「Doctorfellow」では、セカンドオピニオンサービスやメンタルヘルスケア、DtoDコンサルテーション、受診勧奨(紹介状作成)をオンラインでサービス提供する。

また、同社によると、日本の医療は高いブランド性を持つといい、これを生かし、日本へのメディカルツーリズム志向を持つ外国人(中国人やインド人他アジアASEAN地域、その他世界中)ならびに各国の病院や医師向けにもサービスを提供している。

サービス概要

個人向けに加えて、グローバル展開している企業の健康経営の一助となるべく、法人向けにもサービスを提供している同社。

同サービスの概要は以下のとおりである。

・セカンドオピニオン:同社からの質問事項を入力、提供書や画像検査のデータをアップロード。内容を確認し、同社提携病院の医師がセカンドオピニオン対応をする。

・DtoDコンサルテーション:海外にいる日本人、外国人の医師向けにDoctor to Doctorのコンサルテーションサービスを提供する。

・受診勧奨(紹介状作成):同社からの質問事項を入力、確認し、現地での病院受診時に適切な診療科選択や治療の一助となるよう、情報提供書を作成する。

・メンタルヘルスサポート:依頼に基づき、医師もしくは臨床心理士がメンタルヘルス相談を行う。

料金や提携病院など詳細については専用サイトで確認できる。


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