HOMEビジネス ジャパン・レール・パス、2019年の訪日外国人観光客が過去最多の3250万人と発表。販売数も前年の倍に

ジャパン・レール・パス、2019年の訪日外国人観光客が過去最多の3250万人と発表。販売数も前年の倍に

白井恵里子

2020/01/14(最終更新日:2020/01/14)


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JRグループ6社が外国人観光客向けに鉄道特別乗車券を共同提供する「ジャパン・レール・パス」は1月7日、2019年に日本を訪れた外国人観光客の数が3,250万人以上と過去最多であったと発表した。

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「ジャパン・レール・パス」販売数2倍に

プレスリリースによれば、日本の観光業はこの10年間ほど伸び続けているが、その中でも2019年は、最も多くの外国人観光客が日本の鉄道を利用した。

訪日外国人観光客の数は2019年9月、12カ月ぶりに230万人に達し、前年と比較すると5.2%の増加だった。

「ジャパン・レール・パス」の販売数は、前年に比べ2倍となったという。 

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新しい新幹線や新駅の登場

日本は2020年における訪日外国人観光客数の目標を4,000万人としており、同年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック大会による効果にも期待している。

JR東海は東海道新幹線のN700系を13年ぶりにフルモデルチェンジし、「N700S」が2020年7月に運行開始予定だ。

JR東日本は、山手線および京浜東北線の田町~品川駅間に、新しい駅「高輪ゲートウェイ駅」を設置予定。オリンピック期間中の様々なイベント開催などに備える。

このような施策も踏まえると、2020年にはさらに多くの観光客が日本を訪れることになりそうだ。


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