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障害者転職エージェント「ハッピー」本格稼働 創業者も身体障害

M.K.

2020/01/12(最終更新日:2020/01/12)


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障害者転職エージェント「ハッピー」は1月9日、東京都内を中心に本格的にサービスを始めた。

創業者の山口徳二氏は、自身が身体障害者手帳を保持しており、いつでも安心して利用できる障害者転職エージェントを目指す。

障害者転職エージェント「ハッピー」本格稼働  創業者も身体障害 1番目の画像
出典:happyy.jp

企業へは定着・活躍できる人材を 求職者には安心を

日本国内において、障害者の平均在籍期間は1社につき約3年と言われ、障害者雇用は「短期転職市場」と言っても過言ではない状況にある。

先天的に障害を持っている人や障害受傷後の人と、健常者とでは働き方が異なるうえ、一定の業務制限の差異が生まれるのは事実だ。

一方で障害者の中でも、健常者と同等もしくはそれ以上に仕事を通じて自己成長を求めているといい、障害者にとって安心して利用できる転職支援事業を目指し同社を設立したという。

求職者と企業両方にメリットを

求職者と企業側人事の両方に会う「両手型」の支援を採用で、求職者と企業の両方に寄り添うのがハッピーの大きな特徴だ。両手型支援の採用は、障害者領域では珍しいという。

求職者向けサービスの特徴

また、過去の採用実績が豊富にあり、合理的な配慮が行き届いている企業を中心に紹介。身体障害者・精神障害者への深い知識と洞察力を備えたキャリアアドバイザーによるキャリアカウセリングも行う。

紹介責任という社会倫理に基づき、採用にあたって本人(障害者)側から要望があり、かつ第三者の立場からも介入が妥当だと判断した場合、ハッピーが一定の介入をして個人を支援するという。

企業側向けサービスの特徴

企業側向けサービスにも独自視点を盛り込んでいる。

特徴的なのは、入社後定着支援を無料で行っている点だ。入社というのは通過点に過ぎず、活躍(戦力化)をゴールと考えるためだ。人事や配属先の悩みや問題について企業視点で対応する。

「ハッピー」の担当者は、最低100名以上の身体障害者・精神障害者の転職・就職支援実績がある者のみという点も強みのひとつだ。

障害者転職エージェント「ハッピー」の詳細は、次のページで確認できる。

障害者転職エージェント「ハッピー」


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