HOMEビジネス 元芸人が芸人のために開発したお笑いネタ特化アプリ「LoooL」がリリース!全ネタ撮りおろしで“iTunesのお笑い版”目指す

元芸人が芸人のために開発したお笑いネタ特化アプリ「LoooL」がリリース!全ネタ撮りおろしで“iTunesのお笑い版”目指す

M.K.

2019/12/23(最終更新日:2019/12/23)


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株式会社gummigumは12月22日、お笑いネタのストリーミングに特化したスマホアプリ「LoooL」(ルール)をリリースした。

目指すのは、お笑い業界や芸人をとりまく待遇やワークスタイルに関する課題の解決だ。

お笑いファンやユーザーにとっても、ライブへ行かなくてもお気に入りの新しい芸人やネタを見つけられる機会となる。

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「LoooL」だけで見られる映像のみを収録

「LoooL」で配信されるネタを披露するのは、全15社以上の芸能事務所から集まった芸人たち。

スマホでの見やすさにこだわり、視聴できるネタはすべて「LoooL」のためだけに4台のカメラを駆使して収録した映像だ。

このため、動画内に雑音や他の観客の笑い声などはなく、利用者はTVや劇場では見られない角度や距離でネタを楽しめる。

ユーザーは、視聴本数に制限があるが無料で利用できる「FREEプラン」と、月額700円で無制限に見られるPREMIUMプランの2つから選べる。

お気入りの芸人をフォローして直接的に芸人を応援できる

ユーザーはネタへ「いいね」と「コメント」ができ、お気に入りの芸人を「フォロー」できる。

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ユーザーによるそれらの数字が、特定の審査員や制作者の意向に依存しない正当な評価の指標となり、アプリ内で紹介される人気動画やPICK UP芸人というかたちで、アプリ内でより目に付きやすくなる。

開発者は元学生芸人

株式会社gummigumの代表取締役であり、「LoooL」の事業開発者・デザインディレクターも務める、丸山大貴氏の経歴が面白い。

丸山氏は、学生時代に自身がコント活動を行っていた元芸人。学生時代にはお笑いという職業についてある思いを抱いていたという。

「ネタを書くのは小説を書くのと同じようなもの。演技の稽古もするし、小道具も自作する。その割に、お笑い芸人はTVで人気が出る以外に食べていく方法がない。いろんな役割をこなしている割に、待遇や社会的地位が低くないだろうか?」

このとき、ぼんやりと思いついた「iTunesのお笑い版みたいなものがあれば、自分のネタも載せてもらえるのに」という思い付きが「LoooL」の素案となっている。

今後「LoooL」には毎月100本のペースで新しいネタを追加していく予定だ。

詳しくは次の公式Webサイトで確認できる。

“全ネタ”撮り下ろしのお笑いネタストリーミングアプリ「LoooL」 


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