楽天株式会社は12月20日、同社が運営するオンライン書店「楽天ブックス」における「2019年自己啓発本ランキング」を発表した。
集計期間は1月1日から11月30日。同期間に販売された自己啓発部門の販売データをもとに、独自集計したものだ。
年末は自己啓発本の売上げが増加傾向に
同社によれば年末は、新年に向けて心を整え翌年に準備する良い機会であることから、自己啓発本の売上げが伸びる傾向にあるという。
実際「楽天ブックス」では、2018年12月の自己啓発本売上げが、同年8月に比べ約52%増加した。
1位は「メモの魔力」
2019年、他ロングセラーを抑えランキングトップに躍り出たのは、「メモの魔力」だった。著者は、起業家として注目を集める前田裕二氏。
同書は2018年12月に発売以降、10カ月連続で「自己啓発本ランキング」1位を維持するほど、継続的に人気を集めているという。
続いて第2位は、ニューヨーク・タイムズのベストセラー「1日1ページ、読むだけで見につく世界の教養365」。
この2冊には、日常の習慣やコツコツとした積み重ねが人生の土台となり、大きな収穫にも繋がるといったメッセージが込められているという共通点があるようだ。
第3位は、アメリカの実業家が著者の「アイデアのつくり方」。約1時間で読み切れるページ数でありながら、様々な発想術が盛り込まれているとして、 超ロングセラーとなっている1冊だ。
「その薄さの中に必要且つ十分な内容がきちんとまとめられているから素晴らしい」「コンパクトであるが全てが意味ある内容」などといった商品レビューからも、ロングセラーとして人気を博す理由が伺える。
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