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紛失?誤操作?管理ミス?情報漏洩の怖さを学ぶ演劇が完成、「劇団鹿殺し」メンバーが出演

白井恵里子

2019/12/16(最終更新日:2019/12/16)


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株式会社クリーク・アンド・リバー社の舞台芸術事業部は12月13日、「劇団鹿殺し」の劇団員が出演する企業向け研修用演劇「情報セキュリティ研修 ~企業殺しの情報漏えい~」をプロデュースしたと発表した。

同社はこの演劇サービスを、訪問研修、劇場研修、および映像コンテンツ配信の3形式で提供する。

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人為的ミスによる漏えいを抑止

同社によれば、デジタル化がますます進む近年、企業にとってデータ収集やデータ活用が比較的容易に行えるようになってきているという。

一方で、収集したデータの中には、外部に漏れてはならないような機密事項が含まれているものも多く、企業側は、これらの外部流出を防ぐためのセキュリティ対策が欠かせない。

このような状況下、情報漏えいの原因として、紛失、置き忘れ、誤操作、管理ミスなどといった人為的ミスも目立っているという。

そこで同社は、人為的ミスによる情報漏えいを抑止すべく、臨場感の高い演劇を用いた研修の提供を開始することとした。

全7項目に分けて実演

この研修用演劇では、メールの誤送信やウイルス感染、スマホの紛失など、全7項目について、注意すべきポイントなどを実演。従業員の、情報セキュリティに関する理解促進やモラルの向上を目的として制作された。

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演出は「劇団鹿殺し」の浅野康之氏。監修は、情報セキュリティコンサルティング等を提供するエドコンサルティング株式会社。

同社は、劇団ならではの表現方法でリアルな実態を伝えることにより、長く記憶に残る研修用演劇が完成したと胸を張る。


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