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社会人の会社選びに関する実態調査。働きやすい環境整備とプライベート重視の傾向へシフト

M.K.

2019/12/13(最終更新日:2019/12/13)


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スタートアップ向けクリエイティブオフィスを都内で50棟以上手掛ける株式会社リアルゲイトは12月11日、社会人の「会社選び」に関する実態調査の結果を発表した。

調査対象者は、社会人経験3年以上の20代~50代の会社員553名だ。

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調査結果から見える新しい会社選びの基準

実態調査では、次のように会社選びの基準が変化しつつあることが明らかになった。

●初就職では、仕事内容を最も重視するも、その後の就職では、人間関係(2.5倍)、福利厚生・制度(1.8倍)、給与(1.5倍)へと重視する対象が変化

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特に20代・30代の若者は、他の世代に比べて福利厚生・制度を重視と回答した人が多い。

●20代・30代はテレワーク、フレックス、リモートワークなどを重視傾向が顕著

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働く場所・時間を自由に設定できることを「かなり重視する」と回答する20代・30代が約20%いる一方で、40代・50代の「かなり重視する」は5%前後である。

求められるリフレッシュ空間やプラベートの充実

リフレッシュ空間やプライベートの充実を重視する社会人が増加していることも明らかになっている。

●20代の約8割が、リフレッシュ空間の充実を重視

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「かなり重視する」人は、20代が15.2%、30代が10.4%、40代が6.1%、50代が3.8%と、若い世代ほどリフレッシュ空間へのこだわりが強い傾向。

●職場に求める設備ベスト5は、ラウンジ・休憩室、個人用ロッカー、カフェ・コンビニ、仮眠室、個室作業ブースとリフレッシュ空間が人気

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●全世代の約8割がプラベートが充実できる会社を希望

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特に、結婚や出産、育児、入園・入学など、ライフイベントの多い世代である30代の約9割がプライベートが充実できる会社を求めている。

リアルゲイトは、調査結果で示されたような新しい会社選びの基準に合ったオフィスを展開中である。

11月1日(金)にオープンしたPORTAL POINT -Ebisu-(ポータルポイント恵比寿)では仮眠室を併設したシェアオフィスが導入された。

健康面から入居者をサポートする狙いがある。


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