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愛知県碧南市が「ふるさと納税」で宇宙飛行機開発をサポート、2020年に高度100キロを目指す

Yuka Haga

2019/12/09(最終更新日:2019/12/09)


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愛知県碧南市は12月4日、PDエアロスペース株式会社の宇宙飛行機開発プロジェクトを支援するため、クラウドファンディング型の「ふるさと納税」にて寄附を募集することを発表した。

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イメージ画像/AdobeStock

国内初の高度到達・帰還を目指す

愛知県碧南市を拠点にするPDエアロスペースは、「庶民の宇宙旅行」を目指し宇宙飛行機(スペースプレーン)を開発する民間企業。

2020年中には、無人の宇宙飛行機を高度100キロメートルの宇宙空間に到達させ、地上まで無事帰還させるプロジェクトを進行している。

同プロジェクトが成功すると、国内初の快挙となり、目標達成後には2024年までに商業宇宙旅行の実現を目指している。

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ふるさと納税で宇宙開発をサポート

愛知県碧南市は、同社の宇宙飛行機開発を2018年から支援しており、前回の「ふるさと納税」では125名から約496万円の寄付が集まった。

寄付金は、無人機遠隔操縦システムやエンジン燃焼実験設備の改修、無人実験機の設計などに使用されたという。

今回は1000万円の寄付を目標とし、3000円以上の寄附で開発現場のニュース配信をはじめ、寄付金額によって進捗報告書、オリジナルグッズ、完成発表会への参加などを提供するとしている。

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募集期間:2019年11月29日(金)~2020年3月31日(火)  ※延長の場合あり

支援方法:「ふるさとチョイス」から寄付を行える。


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