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Wantedlyがスキルや学歴の「認証」APIを公開。オンライン学習サービスや教育機関の修了を明示可能に

佐藤優子

2019/12/05(最終更新日:2019/12/05)


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ウォンテッドリー株式会社はこのほど、オンライン学習サービスや教育機関を対象に、新APIとして「認証プロフィール追加ボタン」を公開した。

利用者は取得したスキルや学歴を、パートナーとなる導入機関による信頼性を担保に、Wantedlyのプロフィールに追加ができるようになる。

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デジハリとグロービスの「お墨付き」を公開可能

具体的には、パートナーのプログラムで一定の基準を満たした受講者は、パートナーのサイト内で「認証プロフィール追加ボタン」を押すことで、培ったスキルや学歴をWantedlyのプロフィールに追加できる。

プロフィールを閲覧した別のユーザーが、プログラムの存在を知ることで、新たに学ぶきっかけにつなげる。

現時点では、デジタルハリウッド株式会社と株式会社グロービスがローンチパートナーとして「認証プロフィール追加ボタン」を導入しているという。

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最先端のスキルと知識を得るために

ビジネス環境の変化が激しい現代においては、最先端のスキルと知識をキャッチアップし続ける必要性がある。

学べる対象は日々拡充されていくが、これまでは学んだスキルの『見せ方』はまだ確立されておらず、時間をかけて培った『スキル』が人と仕事が出会う場において正当に評価されているとは言い難い現状にあった。

そこでWantedlyは、オンライン学習サービスおよび教育機関と連携して「認証プロフィール追加ボタン」を提供することで、取得したスキルに信頼性が生まれ、個々人がより正当に評価されるようになると考えたことから開発に至ったという。

今後は1年以内に100機関の導入を目標としてパートナー開拓を進めていくとのことなので、既に修了しているプログラムも改めて陽の目を見る日が来るかもしれない。

ウォンテッドリー株式会社  https://www.wantedly.com


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