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生産した野菜をどうやって「人気商品」に育て上げるか? 県立広島大学で地元起業家が講演

鈴木京

2019/11/22(最終更新日:2019/11/22)


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県立広島大学大学院の経営管理研究科は、12月16日(月)に広島市南区の広島キャンパスで、地元出身の起業家・農業家で株式会社ドロップの代表取締役・三浦綾佳氏が講師として登壇するMBAセミナーを開催する。

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女性×農業という取り組み

講師の三浦氏は、日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエプロ、栄養士、農林水産省 農業女子プロジェクトメンバー、農林水産省の農業の「働き方改革」検討委員など、多岐に渡って活躍している。

自身の出産を機に、女性が輝ける職場を目指して未経験分野だった農業に参入。素人でも農業ができる環境を志して、ICTを導入による見える化の実践に取り組んでおり、現在は「ドロップファームの美容トマト」というブランドトマトを展開中だ。

同社で働く従業員の8割は、農業未経験の子育て中の母親。一人ひとりの働き方に関する「価値観」を大切にした会社経営を意識しているという。

テーマは「クリエイティブ農業への挑戦」

今回の講演「クリエイティブ農業への挑戦」では、生産した野菜をどうプロデュースし、「人気商品」に育て上げるのかが主なテーマ。茨城産のフルーツトマトが東京・銀座の一流百貨店で人気を博すまでのプロセスを紹介する。

野菜を生産するだけの農業から、クリエイティブな農業を目指す同社の試み、女性経営者が「女性が活躍できる分野」として選んだ農業で、いかにして人材を確保し、継続的な農業経営を形作っているかについて語る。

三浦氏による講演後は、県立広島大学大学院の吉川成美准教授による対談を行い、これからの農業経営について、参加者との質疑応答も交えながら考察していく。

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ユニークなテーマに取り組む三浦氏が何を語るのか、興味がある人は参加を検討してみては。

MBAセミナー「クリエイティブ農業への挑戦」概要

◆日時:2019年12月16日(月)18:30~20:30(受付18:15~、対談19:40~)
◆場所:県立広島大学 広島キャンパス 1275講義室(広島市南区宇品東1-1-71)
◆定員:35名
◆参加費:無料
詳細・申し込み


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