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男性は外食、女性はテイクアウトで「駅ナカ」利用との調査結果

さえきそうすけ

2019/11/13(最終更新日:2019/11/13)


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改札を出なくても食事や買い物を楽しめる、いわゆる「駅ナカ施設」を利用する人も多いだろう。

今や駅ナカは、首都圏生活者の買い物の約1割を占めるともいわれている。

男性は外食先として、女性はテイクアウトで「駅ナカ施設」を利用しているとの調査結果 1番目の画像
出典元:株式会社アスマークプレスリリース

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区)は、駅構内の施設利用者を対象にアンケート調査を行い、その結果を公表した。

対象は1都3県在住の20~50代以上の男女で、コンビニエンスストアやキオスクを除く、駅ナカ施設を月1回以上利用する人たちだ。(対象320ss、調査期間:2019年8月29日~9月2日)

駅ナカ施設の利用目的

まず駅ナカの利用目的だが、男性の場合出勤前に朝食をとるというように、出勤時間帯の食事利用が多いことがわかった。

一方女性は、出勤時に朝食や昼食を、帰宅時には夕食を購入しているとみられ、テイクアウト(持ち帰り)の利用が多い。

男性は外食先として、女性はテイクアウトで「駅ナカ施設」を利用しているとの調査結果 2番目の画像
出典元:株式会社アスマークプレスリリース
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出典元:株式会社アスマークプレスリリース

駅ナカ施設の満足度

続いて駅ナカ施設の満足度についてだが、女性は駅ナカの雰囲気のよさを気に入っていた。

40代の女性にとっては、開放的で利便性がよく癒しの空間である一方、20代の男性は駅ナカ施設を、生活導線上にあるコミュニティ空間としてとらえていた。

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出典元:株式会社アスマークプレスリリース

女性にとっての駅ナカ施設はオープンコンビニエント空間といえる。

駅ナカ施設の存在

「あなたにとって駅ナカ施設はどのような存在ですか?」との問いに対する答えは以下のとおりだ。

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出典元:株式会社アスマークプレスリリース

全体的に「時間をつぶす場所」ととらえられているのがわかる。

ミドル世代の女性は各地の名産や駅ナカでしか買えないものなど、「駅ナカならでは」の店舗や商品を求めている。

一方で、ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭生まれ)の男性は、特にモノは求めてはおらず、「空間」に価値を見出していた。



「駅ナカ施設とは」

これらの調査結果をまとめると以下のとおりに。

・男性は外食、女性はテイクアウトで駅ナカ施設を利用

・女性にとって駅ナカはオープンコンビニエント空間

・女性にとっては「駅ナカ限定」が大事。男性は「空間」に価値を見出す


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