株式会社キャスターは、リモートワーク組織の構築によって企業の人手不足を解消するコンサルティングサービス「CasterAnywhere」を、2019年11月7日(木)より提供開始した。
700名以上のメンバーがリモートワークで活躍
2014年に創業した株式会社キャスターは、「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げ、リモートワーカー及びこれから働き方を変えようとチャレンジする人に新たな就業機会を提供し、労働者不足の解決に繋がる人材サービスに取り組んでいる。現在、700名以上のメンバーがリモートワークで活躍しているという。
同社がこれまで培ってきた実績を基盤にスタートした「Caster Anywhere」は、リモートワーク組織を構築し、運営ノウハウをハンズオンで提供するコンサルティングサービス。
サービス内容としては、月10時間のコンサルティングをオンライン会議サービスを通じて提供する。ヒアリングによる顧客の現状把握から、組織設計、採用計画、人事制度、IT導入・定着、働きがい向上、会議・資料作成のムダ削減まで、全てのノウハウを同じ課題を解決してきたキャスター経営陣がハンズオン方式でサポートする。
働き方の多様化に対するニーズは強いものの、企業の導入は進んでいない
同社の採用募集への応募者数は月間1000人を超え、働き手の柔軟な働き方に対するニーズの強さを実感する一方、多くの企業ではリモートワークの導入が進んでいない社会の現状があるという。
2017年には121万人だった人手不足の数が、2030年には644万人まで増える予測があり(※1)、これからますます人手不足が企業の事業拡大の障害となる可能性がある。
その解決策として、遠隔人材の採用及び生産性向上が期待できるリモートワークへの関心が高まっているものの、企業のリモートワークの導入率はわずか19.1%(※2)にとどまっている状況。
※1 パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」
※2 総務省 平成30年版「通信利用動向調査」
事業の創業・拡大を体感してきた経営陣がサポート
そうした課題に対して、同社が持つリモートワークのノウハウが、多くの企業において柔軟に働ける環境を構築するためのサポートができるのではと考え、このたびのコンサルティングサービスの提供開始に至ったという。
株式会社キャスター 代表取締役の中川祥太氏は、オプト社、ソウルドアウト社を経て、28歳で起業を決意し、2014年9月に株式会社キャスターを創業。主にソーシャルメディア関連事業を担当している。
氏をはじめとする、同社組織を創業・拡大させた経営陣が相談にあたってくれるというから心強い。リモートワークの拡大は、多様な働き方を実現する重要な要素になるだろう。
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