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再生ポリエステル100%の白シャツ「ECO i-Shirt」が「グッドデザイン賞」を受賞!簡易包装も推進

鈴木京

2019/10/04(最終更新日:2019/10/04)


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はるやま商事株式会社では、シャツ包装用のプラスチック資材を廃止した新パッケージ、再生ポリエステル100%の生地を採用した「ECO i-Shirt(エコ アイシャツ)」を開発している。

この「ECO i-Shirt」が、2019年度「グッドデザイン賞」を受賞したという。

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日本を代表するデザイン評価基準の「グッドデザイン賞」

「グッドデザイン賞」は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承して、公益財団法人日本デザイン振興会が主催している、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動である。

国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図り、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的として、毎年実施されている。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として、広く親しまれている。

再生ポリエステル100%生地の白ワイシャツで、シワになりにくい!

今回受賞した「ECO i-Shirt」は、ビジネスパーソンが日常の中で着用する、再生ポリエステル100%生地の白ワイシャツ。ニット素材のスポーツウェアのような着心地と完全ノーアイロン(※1)によるお手入れの簡単さが魅力だ。

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500mlのペットボトル約8本で1枚の「ECO  i-Shirt」になる。原材料を変更しても従来品と変わらない品質の保持に成功しているという。

プラスチック包装資材を、シャツ1枚当たり約24~25g削減

また、ゴミとして破棄されてしまうプラスチック包装資材を、シャツ1枚当たり約24~25g(※2)削減することに成功。

一般的なワイシャツは、型崩れやシワを防止のために、衿元や袖口にピンやクリップなどが使われているが、「ECO i-Shirt」では、プラスチックの包装資材をすべて削減し、紙パッケージにシャツをたたんで包装する形式を採用している。

「ECO i-Shirt」の完全ノーアイロン機能のおかげでシワになりにくいため、簡易包装でも対応できる。

これらの機能性も併せた点が、グッドデザイン賞審査委員に高く評価されたという。

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受賞を受けて、「ECO i-Shirt」は、グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」に出展する。イベントの開催期間は、10月31日から5日間で、東京ミッドタウンで開催予定だ。

◆グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」

会期:10月31日(木)〜11月4日(月・祝)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
https://www.g-mark.org/gde2019/

環境に配慮したシャツは日常利用にピッタリそう。受賞展は最新のグッドデザイン製品を直接目にするチャンスだ。関心がある人は足を運んでみては。

※1:検査結果は、判定用生地を用い、日本工業規格(JIS L 0217 103 法タンブル)に基づき試験し、1~5 級等級づけしたもの。形態安定性 5 級-1 回洗濯 (一般財団法人ニッケンセン品質評価センター調べ。2018 年3月現在)

※2:はるやま商事株式会社調べ

株式会社はるやまホールディングス


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