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LINEの新サービスは“デジタルチラシ” ユーザーごとにパーソナライズ化した情報を配信

U-NOTE編集部

2019/09/14(最終更新日:2019/09/14)


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LINE株式会社は、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」を活用したデジタルチラシサービス「LINEチラシ」の先行販売を開始した。 

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新サービス「LINEチラシ」

チラシといえば新聞折込でお馴染みの広告媒体だが、近年は新聞発行部数が1世帯あたり0.70部まで減少するなど、チラシのリーチ力は弱まりつつある。 

そんな背景を受けLINEは今年3月、株式会社ダイエーと共同で「LINE」と位置情報を活用した店外集客施策の実証実験を実施。デジタルチラシの活用方法を検証し、このほど誕生した新サービスが「LINEチラシ」だ。

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これまでオフラインでの配布が中心だったチラシやDMを、スマートフォンに最適化したデジタルチラシとしてコミュニケーションアプリ「LINE」上で配信。ユーザーの興味関心・生活エリア・タイミングに合わせてパーソナライズ化するなど、デジタルの強みを生かしたチラシサービスとなっている。 

大日本印刷株式会社とタッグ

同サービスでは3つのフォーマットが提供され、広告主はチラシ配信のターゲットや目的に応じてフォーマットを選択することが可能だ。  

「メディアフォーマット」は、LINEのユーザー属性や利用状況に応じて、ユーザーごとに最適化された商品情報を配信できるフォーマット。ユーザーによる閲覧履歴・店舗登録・お気に入り商品の登録などをもとにしたレコメンドが掲載されるほか、今後は「LINE Beacon」を活用した実店舗における来店計測オプションなどの提供もされる予定だ。

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さらにこのフォーマットでは、チラシ領域における豊富なノウハウを持つ大日本印刷株式会社とタッグを組む。同社が長年培ってきたチラシ制作や、高度なセキュリティ機能を持った情報プラットフォームの技術を活かし、流通・小売をはじめとする企業各社に向けて入稿システムを提供する。 

そのほか、市町村レベルでのエリアターゲティング配信を行う「ADフォーマット」、プッシュ通知による訴求が可能な「メッセージフォーマット」が用意されている。 

なおユーザーへの「LINEチラシ」サービスの提供は2019年10月より順次開始される予定だ。 


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