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世界資源研究所が最先端のブロックチェーン技術を駆使して価値交換プラットフォーム「RT(Resource Token)」をローンチ

U-NOTE編集部

2019/05/15(最終更新日:2019/05/15)


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世界資源研究所が最先端のブロックチェーン技術を駆使して価値交換プラットフォーム「RT(Resource Token)」をローンチ 1番目の画像

世界資源研究所(WRO:World Resource Organization)が、最先端のブロックチェーン技術により、資源、金融、先端技術を用いるサービスおよび知的財産権など多くの分野がより活発的で長続きする組織の構築を可能とする、汎用的な価値交換プラットフォーム「RT(Resource Token)」をローンチした。

完璧な価値交換プラットフォームの構築を目指す

現在、ブロックチェーンという言葉は広く知れわたるようになったが、ブロックチェーン技術の成熟への道のりは長く、インフラ設備も不十分なため、ブロックチェーン技術に関する多くのアプリケーションは実現できずにいる。

フラットなアプリケーションは初期段階にあり、アプリケーションの質や実現可能な数において、いずれもまだまだ向上する余地があるのだ。

ブロックチェーン技術の構成からみると、拡張性、安全性、分散型という3つの特徴は同一時期に最適化するのが困難なため、いずれか一つを向上させ、他の要素を犠牲にせざるを得ないのが現状である。 

そこで期待されるのが、世界資源研究所(WRO:World Resource Organization)のメンバーを務めるLouis LI氏らがグローバル・ソーシングの概念を運用し、Oceanpec.Pteの出資を受け、WRO財団により2019年5月に創立するRTプロジェクト(英表記はResource Token、以下RT)。

ブロックチェーン技術を利用し、ブロックチェーン技術のアプリケーションの実現および発展に適する包摂的な環境を作ること。また、ブロックチェーンと各業界の融合を加速させ、伝統的な経済とニューエコノミーの間の蟠りを打ち破り、完璧な価値交換プラットフォームの構築を目指すことを目的としている。

「RT(Resource Token)」提携先金融会社

「RT(Resource Token)」は現在、Oceanpec.Pte、アブダビADNOC、米国のCuallix 銀行と提携している。

またCuallix 銀行は、メキシコや香港など全世界172カ国・地域とSWIFT(アップル社のiOSおよびmacOS, Linuxで利用できるプログラミング言語を開発している会社)、MasterCard、UnionPayと提携している米国の銀行だ。

さらに「RT(Resource Token)」は、米国・ヒューストンに天然ガス-軽質原油事務所、中東・アブダビに中質原油事務所、中米・メキシコに重質原油-銅精鉱事務所、中央アジア・モンゴルの首都ウランバートルに石炭-レアアース事務所、オーストラリア・ダーウィンに鉄鉱-天然ガス事務所、スイスに貴金属-宝石鉱物事務所をそれぞれ設置している。

シンガポール、香港、韓国、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、スイス、中国、モンゴル、アラブ首長国連邦(UAE)にオフィスを構え、世界最大の資源取引先を持つ会社として、石油、天然ガス、金、金融サービス、インターネット (IPv9)、知的財産などの決済システムにブロックチェーン技術を応用した。

こうしたプラットフォームを支えるのは、金融、資源、及び先端技術を用いるサービスであり、「RT(Resource Token)」では今後、三大支柱の確立を目指している。 

RT
https://www.rtoken.co/ 

Texts by 佐藤優子


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