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サステイナビリティ特化型ベンチャー6社が「City Lab Ventures」を始動

U-NOTE編集部

2019/04/22(最終更新日:2019/04/22)


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サステイナビリティ特化型ベンチャー6社が「City Lab Ventures」を始動 1番目の画像

東京建物株式会社が運営する施設「City Lab TOKYO(シティラボ東京)」で、ベンチャーコミュニティ「City Lab Ventures(シティラボ ベンチャーズ)」が始動した。

“集団としての力”で持続可能な社会づくりを

「City Lab Ventures」の発起人は、サステイナビリティへの貢献を事業の中核とするベンチャー企業6社。知見の共有やコラボレーションを図り、集団としての力(コレクティブインパクト)を効果的に活用することを目的としている。

サステイナビリティ特化型ベンチャー6社が「City Lab Ventures」を始動 2番目の画像

具体的には、ベンチャー企業の共通課題である人材採用や資金調達に関する共同イベントや、自治体・金融機関などとの対話イベントを開催予定。また大企業・金融機関・ベンチャーキャピタル・行政・大学・研究機関とのコラボレーションによる事業創出プログラムなども予定し、持続可能な社会づくりにインパクトを与える活動を展開したいとしている。 

参加企業は下記の通り 。

株式会社TBM

石灰石を主原料とし、水や木、石油等の地球資源の使用量を抑えて紙やプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」の開発・製造・販売を行う。

https://tb-m.com/ 

株式会社ウィファブリック

アパレル在庫の企業間マッチングプラットフォーム「スマセル」の開発・運営。企業間で在庫を売買し、世界で毎年200億枚以上廃棄されるアパレルの不動在庫問題を解消する。

https://www.wefabrik.jp/company 

 株式会社ユーグレナ 

微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っている。
https://euglena.jp/ 

株式会社ボーダレス・ジャパン

「ソーシャルビジネスしかやらない会社」として創業。「社会起業家のプラットフォーム」として、8カ国10拠点23事業を運営している。
https://www.borderless-japan.com/ 

株式会社DG TAKANO

デザイン思考を用いて独自の製品を作り出すデザイン会社。最初のプロダクトは「世界を節水する」をスローガンにした節水ノズルで、洗浄力を高めながら最大95%の節水を実現した。

https://www.dgtakano.co.jp/ 

自然電力株式会社

太陽光、風力、小水力等の自然エネルギー発電所の設置から販売にかかわる全てのサービスを提供している。

https://www.shizenenergy.net/ 

活動拠点は昨年12月開設の新施設

活動の拠点となるのは、東京・京橋で昨年12月にオープンした「City Lab TOKYO」。持続可能な都市・社会づくりを目的として、コワーキング・スペースとカンファレンススペースを提供している。

同施設を運営する東京建物は、周辺エリアに多数のビルを保有・管理していることから“まちの魅力づくり”に注力している。同施設もその一環であり、テクノロジーなどをテーマとした各種プログラムの開催や、社会起業家育成プログラムなどを実施していく予定。

セクターを超えたコラボレーションを促進するオープンイノベーションプラットフォームの役割を担っていくとしている。 

City Lab TOKYO
https://citylabtokyo.jp/


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