HOMEビジネス 地域通貨で地域の活性化と観光客への利便性を。ポケットチェンジを活用した「竈コイン」の実証実験が宮城県塩竈市でスタート

地域通貨で地域の活性化と観光客への利便性を。ポケットチェンジを活用した「竈コイン」の実証実験が宮城県塩竈市でスタート

U-NOTE編集部

2019/03/07(最終更新日:2019/03/07)


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株式会社ポケットチェンジ(以下、「ポケットチェンジ社」)は、株式会社インアウトバウンド仙台・松島とともに、塩竈市内の加盟店で利用可能なキャッシュレス決済サービス「竈コイン」の実証実験を3月9日(土)より開始する。

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ポケットチェンジ社は、東日本旅客鉄道株式会社とJR東日本スタートアップ株式会社が実施する「JR 東日本スタートアッププログラム 2018」の「アクセラレーションコース」で採択された企業だ。

ポケットチェンジとは

ポケットチェンジは、専用キオスク端末に日本円や外貨(コイン、紙幣)を投入するとその場ですぐに電子マネーやギフトコードに交換できるサービス。

ポケットチェンジ社の提供する独自電子マネーを発行・管理することが可能なプラットフォーム「ポケペイ(ポケットチェンジPAY)」を活用し地域通貨を発行する。

「竈コイン」利用・サービスの流れ

専用キオスク端末に現金を投入し専用アプリに地域通貨をチャージして使用する。

チャージ後は、塩竈市内の加盟店約30箇所で使用可能。

余った「竈コイン」残高は同端末にて、Suicaにチャージ(1竈コイン=1円)することができる。

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「竈コイン」が見込む効果

塩竈市内の加盟店約30箇所で使用できる地域通貨の流通により塩竈市の活性化、キャッシュレス経済圏を実現する。

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また、外貨現金からもチャージ可能、かつ余った「竈コイン」残高は同端末でSuicaにチャージ(1竈コイン=1円)できるため訪日外国人や観光客にとっても高い利便性を提供することが期待されている。



「竈コイン」の実証実験について

「竈コイン」の本実証実験は約1年間が予定されている。

機器の設置場所など詳細は次のとおりだ。 

・機器設置場所:仙台駅びゅうプラザ横、本塩釜駅コンコース、仙台空港 

・対応紙幣及び通貨:日本円、米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォン
※香港ドル、タイバーツ、台湾ドル、シンガポールドル、ベトナムドンは紙幣のみ対応。

・竈コイン使用可能場所:塩竈市内の寿司店、かまぼこ店などの飲食店を中心とした地域の商店

・竃コイン発行主体:株式会社インアウトバウンド仙台・松島

竈コイン
https://www.inoutbound.co.jp/gama-coin/


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