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集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」、2019年の市場投入を目指し量産決定

U-NOTE編集部

2018/12/14(最終更新日:2018/12/14)


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集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」、2019年の市場投入を目指し量産決定 1番目の画像

 集中力を高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」の開発を目的に、クラウドファンディングを実施していたパナソニック株式会社のFUTURE LIFE FACTORYと株式会社Shiftallによる合同プロジェクト「WEAR SPACE project」。

 プロジェクトには目標金額の1,500万円を上回る16,307,800円もの支援が集まった。これを受け、「WEAR SPACE」の開発を本格的に開始すると決定した。

FUTURE LIFE FACTORYについて

 FUTURE LIFE FACTORYは、パナソニック株式会社内で先行開発に特化して活動するデザインスタジオ。

 FUTURE LIFE FACTORYのアプローチの特長は、未来洞察を元に見据えた、人々の価値観の変化や社会課題を起点としたクリエイションである。

株式会社Shiftallについて

 株式会社Shiftallは、2018年4月に設立したパナソニックのグループ会社である。

 IoT製品を主に扱い、設計・開発から、販売・サポートまでをトータルで対応している。

 市場の反応を見つつ迅速な商品改良を行ない販売するというプロセスを繰り返す「アジャイル量産手法」を得意としている。

心理的なパーソナル空間を生み出す「WEAR SPACE」

 「WEAR SPACE」は、ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンと視界を調整できるパーティションで構成された、新しいコンセプトのウェアラブル端末である。

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 周囲の雑音を低減し、不要な視覚情報を排除することで、オープンな空間にいながら瞬時に周囲との境界を作り出し心理的なパーソナル空間を生み出すとしている。

 両社は、心理的なパーソナル空間を生み出すという新たな体験価値を訴求するため、カフェや書店などでの体験イベントや、日本酒の試飲とコラボレーションしたイベントを開催するなど、実際に「WEAR SPACE」の効果を体験できる機会を提供し続け、市場の共感を得てきた。

 その結果、国内外から「WEAR SPACE」のコンセプトや可能性に対して評価を得られたとしている。

WEAR SPACE
https://wearspace.info/


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