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仮想通貨の納税を舐めていると痛い目に合う?ホリエモンが説く「仮想通貨が分離課税になる可能性」

森澤

2018/08/15(最終更新日:2018/08/15)


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仮想通貨の納税を舐めていると痛い目に合う?ホリエモンが説く「仮想通貨が分離課税になる可能性」 1番目の画像

 ホリエモンこと堀江貴文が自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

『堀江貴文のQ&A「仮想通貨の課税方法は変わるのか!?」〜vol.987〜』では、仮想通貨の税務問題を数多く解決しているAerial Partners社の代表取締役、沼澤健人氏をゲストに招き「仮想通貨が分離課税になる可能性」について語った。

 今回取り上げたのは「仮想通貨の日本での課税区分ですが、来年に申告分離課税が導入されると思いますか?」という質問。

ホリエモン「そら無理だろ」

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 ホリエモンは「そら無理だろ」と質問を一蹴。

 数ある所得の中でも、特に優遇される分離課税の所得。現在、仮想通貨は総合課税の「雑所得」に分類されている。

「特定の経済的な意図や政治的要因がないと、分離課税にはならない」とホリエモンは説明した。それらに加えて、「現時点で改正案とかの話もないので来年に変わるのは現実的ではない」と沼澤氏は指摘する。

 もともとFXも「雑所得」に分類されていた。それが分離課税になっているのを見て、「仮想通貨も同様に分離課税になるのでは」と考える人が現れたのだ。

 しかし、その裏には、長期間に及ぶ業界人の努力や経済事情があるため、「そんな簡単なことではない」とホリエモンは断言する。

 沼澤氏は頷き「現在の税法に則って納税することが大切」とアドバイスをした。

舐めていると痛い目に合う?仮想通貨の納税

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「今年税務当局は、仮想通貨での利益には目を光らせる、と表明している」とホリエモンは注意した。

 FXも同じように税務当局から狙われていた過去を持つ。「当時、一斉調査の際に納税する原資すらなかった人も全国的にいました。我々としてはそういう負の歴史を繰り返したくないので、仮想通貨で稼がれた方にきちんと安心して投資できる、というところを目指していきたいと思います」と沼澤氏は締めた。

 ホリエモンとゲストの深澤氏が「分離課税」について語った『堀江貴文のQ&A「仮想通貨の課税方法は変わるのか!?」〜vol.987〜』。動画の視聴はコチラからどうぞ!


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