1. 3分でわかる「ベンチャー企業」!ベンチャー企業に転職するときのポイント6つ

3分でわかる「ベンチャー企業」!ベンチャー企業に転職するときのポイント6つ

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 ベンチャー企業と聞くと、人それぞれイメージするものが異なるだろう。

 今回はそんなベンチャー企業の定義と有名なベンチャー企業、ベンチャー企業に転職・就職するときのポイントなどを解説したい。

目次
+ + 「ベンチャー企業」とは?
+ + 有名/優良ベンチャー企業35選
+ + ベンチャー企業に転職するときのポイント6つ
+ + ベンチャー企業に向いている人・向いていない人とは?

「ベンチャー企業」とは?

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 まずは「ベンチャー企業とはどんな企業なのか?」という疑問に答えていきたい。

「ベンチャー企業」の定義

 「ベンチャー企業」を一言で説明するならば、時代のニーズを汲み取り、独自の技術や製品で急成長していく企業のことだ。

 しかし、実際のところ「ベンチャー企業」の定義はさまざま。サイトや団体ごとに見解が異なる。

「ベンチャー企業」の定義(経済産業省)

 ベンチャーとは、新しく事業を興す「起業」に加えて、既存の企業であっても新たな事業へ果敢に挑戦することを包含する概念である。
 ベンチャーは、産業における新成長分野を切り拓く存在であり、雇用とイノベーションを社会にもたらす、経済活力のエンジンである。
ベンチャーから次の世代の主要企業が生まれ、新たな経済成長を牽引することが期待されている。
 今、失われた20年と言われる経済低迷の打開のためにその「新しい力」が求められているのである。ここで再度、ベンチャーの必要性を確認する。

出典:ベンチャー - 経済産業省

 経済産業省による「ベンチャー」の定義をまとめると以下の通りだ。

 経済産業省が呈する「ベンチャー」の定義では、新事業を興す起業だけでなく、既存企業が新事業にチャレンジすることも「ベンチャー」に含まれる

【経済産業省の場合】「ベンチャー」の定義

  • 新しく事業を興す「起業」
  • 大手企業などの既存企業が果敢に新事業に挑戦すること

「ベンチャー企業」の定義(中小企業基盤整備機構)

 国の中小企業政策の中核的な実施機関として、中小企業の成長ステージに合わせた支援を行う中小機構(中小企業基盤整備機構)。

 中小機構はベンチャー企業のイメージについて、以下のように定義している。

【中小機構の場合】「ベンチャー企業」の定義

  • リスクテイカー・ハードワーカーなどの起業家思考を持った企業
  • 新たな事業機会を開拓するための人材・資金を結集している
  • 新事業の開拓には製品・サービス・市場・技術のイノベーションを伴う
  • 既存サービスに新たな付加価値を創造していく

 中小機構が呈する「ベンチャー企業」のイメージにある、「リソース」には人材も含まれる。

 IT・Web業界であれば、エンジニアやプロジェクトマネージャーなど、新事業を興すために必要な人材を集めるようなイメージだ。

ベンチャー企業の定義(株式公開用語辞典)

 株式公開用語辞典では、経済産業省や中小機構とは異なる定義が呈されている。

産業構造の転換期には、産業の主役が交代し、最先端の分野でそれまでなかった新しいビジネスが生まれ、そして新しい市場が作り出される。そんな時代のニーズを背景に、独自の技術や製品で急成長していく企業を「ベンチャー企業」と呼んでいる。普通この呼び方は、新規に興され、創業からあまり時が経っていない企業に対して用いる。既存の大手企業が新技術や新製品を開発したような場合には、ベンチャー企業とは呼ばない。

出典:ベンチャー企業(ベンチャーキギョウ)とは - コトバンク

 株式公開用語辞典では、時代のニーズに合わせ、独自の技術や製品で急成長していく企業を「ベンチャー企業」と定義している。

【株式公開用語辞典の場合】「ベンチャー企業」の定義

  • 時代のニーズを背景に、独自の技術や製品で急成長していく企業
  • 既存の大手企業が新技術や新製品を開発したような場合には、ベンチャー企業とは呼ばない

有名/優良ベンチャー企業35選

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 経済産業省や中小機構が出している「ベンチャー企業」の定義を見ていると、「ベンチャー企業=新興の中小企業」とは一概にいえないということがわかる。

 では、日本において「ベンチャー企業」にあたるのはどの会社なのだろうか?

 世間一般でいう「有名/優良ベンチャー企業」に該当する企業をいくつかピックアップしてみたので、チェックしてみよう。

有名/優良ベンチャー企業35選(五十音順)

  • 株式会社アイスタイル
  • 株式会社アトラエ
  • 株式会社イグニス
  • ウォンテッドリー株式会社
  • 株式会社エウレカ
  • 株式会社カヤック
  • クックパッド株式会社
  • グリー株式会社
  • クルーズ株式会社
  • 株式会社サイバーエージェント
  • 株式会社サイバード
  • サイボウズ株式会社
  • Sansan株式会社
  • 株式会社じげん
  • 株式会社スタートトゥデイ
  • スマートニュース株式会社
  • ChatWork株式会社
  • 株式会社ディー・エヌ・エー
  • 株式会社TBM
  • 株式会社はてな
  • 株式会社ビズリーチ
  • ピクシブ株式会社
  • 株式会社VOYAGE GROUP
  • freee株式会社
  • 株式会社フリークアウト・ホールディングス
  • 株式会社mixi
  • 株式会社メタップス
  • 株式会社メルカリ
  • ヤフー株式会社
  • 株式会社ユーザベース
  • 株式会社LIFULL
  • LINE株式会社
  • 株式会社リンクアンドモチベーション
  • レバレジーズ株式会社
  • 株式会社ワークスアプリケーションズ

ベンチャー企業に転職するときのポイント6つ

 ベンチャー企業について知りたいという人の中には、ベンチャー企業への転職を考えている人もいるのではないだろうか。

 以下からはベンチャー企業に転職するときにチェックすべきポイント、注意点について解説したい。

ベンチャー企業に転職するときのポイント①:「裁量権」「新規事業」を判断基準にしない

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 ベンチャー企業に転職するときのポイント1つ目は「裁量権、新規事業を判断基準にしない」ということ。

 ベンチャー企業に転職する理由に「裁量権が大きいから」「新規事業に携われるから」といったものを挙げている場合は注意が必要だ。

 ベンチャー企業の仕事は大企業の仕事と比較すると、仕事の規模が小さい。そのため、新入社員に任せることのできる仕事がたくさんあるのだ。

 つまり、ベンチャー企業に行けば裁量権をもたせてもらえるのは当たり前ということになる。 

 新規事業も同様で、ベンチャー企業が成長し続けていく上では新規事業は欠かせないもの。

 「裁量権」も「新規事業」も、いずれのベンチャー企業にも共通する特徴なのだ。

 これらを判断基準に特定のベンチャー企業を選ぶと失敗してしまう恐れがあるということを覚えておこう。

ベンチャー企業に転職するときのポイント②:社員だけではなく「社長との相性」を見る

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 ベンチャー企業に転職するときのポイント2つ目は「社員だけではなく“社長との相性”を見る」ということ。

 人の出入りが激しい傾向があるベンチャー企業。入社の決め手となった憧れの社員が、入社時には退職してしまっている場合がある。

 社員個人で見るのではなく、会社全体の雰囲気を見るようにしよう。

 また、社員だけではなく「社長との相性」をチェックするのも重要だ。社員数が少ないベンチャー企業の場合、社長の考え方や企業理念などが色濃く浸透している。

 企業理念、ビジョン、社風などが自分の仕事観と一致しているのかどうかを考えるためにも、社長との相性は必ずチェックしておきたい。

ベンチャー企業に転職するときのポイント③:給料は「数年後の年収」をチェック

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 ベンチャー企業に転職するときのポイント3つ目は「給料は“数年後の年収”をチェック」するということ。

 ベンチャー企業の場合、昇給制度などが定まっていない会社もある。

 もちろん明確に数年後の年収が決まっている企業もあるが、スタートアップのベンチャー企業などでは属人的な昇給になりがちだ。

 どのように年収が上がっていくのかを知るためにも、入社3年目以上の人の年収をチェックしてみるといいだろう。

ベンチャー企業に転職するときのポイント④:利益が望めるビジネスモデルかどうかを確かめる

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 ベンチャー企業に転職するときのポイント4つ目は「利益が望めるビジネスモデルかどうかを確かめる」ということ。

 ビジネスモデルを判断するときは、安定して利益を出し続けることができるビジネスモデルなのか、短期的な利益しか望めない・短期的な利益を見込んだビジネスモデルなのかをチェックしよう。

ベンチャー企業に転職するときのポイント⑤:社員のSNSを確認する

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 ベンチャー企業に転職するときのポイント5つ目は「社員のSNSを確認する」ということ。

 ベンチャー企業に勤務している人の中には、会社名を明かしてSNSを使用している人もいる。

 社員のSNS投稿からは、社員の会社に対する本音やその人の素性が見れるものだ。

 また、多くの社員が会社に関するポジティブな投稿を多くしている場合、会社への貢献意欲が高いことも伺える。

 どういった社風なのか、どんな社員が働いているのかをチェックするためにも社員のSNSはチェックしておこう。

ベンチャー企業に転職するときのポイント⑥:オフィスの移転履歴を調べる

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 ベンチャー企業に転職するときのポイント6つ目は「オフィスの移転履歴を調べる」ということ。

 順調に成長しているベンチャー企業の場合、従業員数の増加に伴い、大きなオフィスへと移転をしているはずだ。

 逆に、大きなオフィスから小さなオフィスへと移転している場合は、会社経営に問題がある恐れがある。

 転職を考えているベンチャー企業が成長する会社なのかどうかをチェックするためにも、オフィスの移転履歴は必ず調べておこう。


ベンチャー企業に向いている人・向いていない人とは?

 チェックすべき項目が多いベンチャー企業。大手企業にはない魅力もある反面、ベンチャー企業ならではのマイナスポイントもある。

 一長一短なベンチャー企業、一体どんな向いている人が向いているのだろうか?

ベンチャー企業に向いている人①:仕事を趣味のように楽しめる

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 ベンチャー企業に向いている人の特徴1つ目は「仕事を趣味のように楽しめる」という点。

 最近のベンチャー企業に浸透する「Work as life」という考え方。寝ている時間以外はすべて仕事で、その仕事が趣味であるというものだ。

 世の中の流れとして“働き方”が見直されてきているが、ベンチャー企業では休日を返上してまで働くという人が一定数いる。

 「Work as life」の考え方に共感できない場合、ハードワークの多い企業やスタートアップのベンチャー企業は不向きなのだ。

ベンチャー企業に向いている人②:PC操作に慣れている

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 ベンチャー企業に向いている人の特徴2つ目は「PC操作に慣れている」という点。

 PC作業が多いベンチャー企業の場合、PCの操作に慣れているかどうかが実務に大きく関わってくる。

 タイピングのスピードであったり、ショートカットキーを知っているかどうかであったり。効率よくPC操作できる人のほうがベンチャー企業で重宝されるのは確かである。

 ITの情報に疎い人や関心が薄い人がベンチャー企業に就職した場合、苦労するだけIT知識が身につくだろう。  

ベンチャー企業に向いている人③:自発的に行動・学習できる

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 ベンチャー企業に向いている人の特徴3つ目は「自発的に行動・学習できる」という点。

 ベンチャー企業に勤務することのメリットとして「圧倒的に成長できる」などとよくいわれるが、これは本当でもあり嘘でもある。

 ベンチャー企業は決して丁寧に指導をしてくれる環境ではない。大きな裁量を与えられた後は、自分で考えさせられる場合がほとんどだ。

 何を学ぶべきかも教えられないため、必要に応じて自発的に勉強しなければ成長は見込めない。

 ただ、自発的に行動すれば提案や意見が通ったり、正当に評価されたりするのもベンチャー企業だ。

 ベンチャー企業では自発的に行動・学習できるか否かで、成長スピードに差が出てしまうのである。 


 ベンチャー企業の定義、有名優良ベンチャー企業、ベンチャー企業に転職・就職するときのポイントを解説してきた。

 ベンチャー企業に対して抱いているイメージはさまざまかもしれない。しかし、自分のキャリアを考える上でベンチャー企業を選択肢から外すのは勿体ないことだ。

 ベンチャー企業の良さ・悪さを考慮した上で、自分のキャリアを再考してもらいたい。

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