1. 【社内・社外向け】退職挨拶メール&スピーチのポイントと例文

【社内・社外向け】退職挨拶メール&スピーチのポイントと例文

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 転職活動を終え、いざ退職となったときに頭を悩ませる「退職の挨拶」。

 いつ誰に、どのように退職の挨拶をすればいいのか——本記事では、社内・社外の人に向けた退職挨拶メール&スピーチのマナーと例文を紹介していく。

 退職挨拶を礼儀正しく済ませて、新天地へ向かおう。

退職挨拶の基本ポイント

 退職時の挨拶では伝えるべき内容がいくつかある。

 社内や社外など、退職挨拶をする相手によって挨拶の内容は異なってくるため、今回はどちらの相手への挨拶でも押さえておくべき基本的なポイントを解説したい。

退職挨拶の基本ポイント①:感謝と応援の気持ちを伝える

退職挨拶で伝えたい3つのポイント

  • 「退職をする」という報告
  • お世話になったことへの感謝の気持ち
  • 社員に向けての応援・激励

 このように、退職の挨拶では「退職の報告」「社員への感謝」「今後の会社の活躍を祈る気持ち」を伝えつつ、相手によって内容を付け加えよう。

 例えば、送別会を開いてもらった場合はそれに対してのお礼、仕事を引き継ぐ人への応援メッセージなどを盛り込むといい。

退職挨拶の基本ポイント②:マイナスイメージな発言は控えるべき

 転職や定年などといった理由以外にも、人間関係や職場への不満から退職に至ったという人もいるだろう。

 退職の理由は人それぞれだが、退職挨拶の場ではなるべくマイナスイメージな発言は控えるべきだ。

 仕事で辛かったエピソード、嫌な思い出、会社への不満は口に出さないように注意し、最後の挨拶を気持ちよく締めくくりたい。

退職挨拶メールを送るときの注意点3つ

【例文】社内・社外向けの退職挨拶スピーチ&メールの極意 3番目の画像

退職メールを送るときの注意点

  • メールを送るタイミング
  • 送り相手の宛先
  • 具体的なメールの内容

退職メールを送るときの注意点①:わかりやすい件名を心がける

  退職挨拶のメールを送る際、件名は「退職の挨拶だ」ということがわかるようにしよう。

  「お疲れさまです」「今までお世話になりました」といった件名だと内容が伝わりにくいため、「退職のご挨拶(○○)」などとわかりやすく書くとよい。

  自分の名前を明記するとなおいいだろう。

退職メールを送るときの注意点②:本文には気持ちを込めて

  読み手の負担にならないよう、本文はなるべくわかりやすくシンプルな文面にすることを意識したい。

  普段送っているビジネスメールと同じように、2〜3行ごとに改行するとよいだろう。

  具体的なメールの内容は、今までお世話になったことへの感謝の気持ち、印象的な思い出やエピソード、今後の展望などが適切だ。

  メールを送る相手によって書くべき内容は異なるため、相手とどのような関係かを考えつつ本文を作成しよう。

退職メールを送るときの注意点③:署名に「私用連絡先」を記載する

  退職の理由は人それぞれだが、円満に退職できた職場の人たちとは転職後に連絡を取ることもあるだろう。

  そのため、退職挨拶のメールを送る際は、署名欄に私用の連絡先を記載しておくといい。そうすることで、残った社員とも退職後に連絡を取り合うことができる。

  もちろん、とくに希望がない場合はわざわざプライベートの連絡先を記載する必要はない。

退職挨拶のスピーチ方法

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 退職時の挨拶は、メールや手紙だけではなく「社員の前でスピーチ」をする場合もあるだろう。

 以下では、退職のスピーチを成功させるためのポイントをいくつか紹介する。

退職挨拶スピーチの目安時間は1~2分

 退職挨拶のスピーチは、自分が所属していた部署内で行うことが多い。

 始業前の朝礼時や業務時間内に社員を集めて行われるため、スピーチの長さに注意したい。

 目安としては、長すぎず短すぎない1〜2分で話すことをオススメする。

 1〜2分で話せる文字数は一般的に300字程度といわれているため、これを目安にして事前に文章を考えておくといいだろう。

 実際に話す際は、いつもよりゆっくりと、そして大きな声で話すことを意識してほしい。

 人前に立つと、緊張から普段より早口になってしまったり、声が小さく届かないということも起こり得る。

 最後の挨拶だからといって気を張らず、リラックスした状態で退職の挨拶を届けられるようにしていきたい。

【例文】退職時に社員に向けてスピーチする場合の文例

  • 本日はお忙しいところ、お時間をいただきありがとうございます。

    このたび、一身上の都合により退職することになりました。

    皆さまにはこれまでたくさんのご迷惑をおかけしましたが、
    丁寧なご指導をいただけたこと、大変感謝しております。

    入社して○年間、大きなトラブルなく仕事を楽しむことができたのは
    直属の上司である〇〇さんをはじめ、先輩や同僚の皆さんのおかげです。

    私が担当していた業務は、
    今後〇〇さんに引き継いでいただくことになっています。
    〇〇さん、よろしくお願いいたします。

    最後になりましたが、皆さまのご活躍を心からお祈りしております。
    大変お世話になりました。ありがとうございました。

【社内向け】退職時の挨拶メールの例文・退職挨拶時のポイント

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 退職挨拶の仕方はさまざまだが、社内の人への退職挨拶をメールで行う機会も多いだろう。

 ここでは、社内の人に向けた退職時の挨拶メールの例文とポイントを紹介していく。

【社内向け・退職挨拶メールの例文】

  • <社内の人に退職メールを送る場合の文例>
    ----------------------
    件名:退職のご挨拶(〇〇)

    本文:○○部の皆様

    お疲れさまです。〇〇です。
    このたび、都合により◯月末で退社することになり、本日が最終出社日となりました。

    直接皆様にご挨拶すべきところ、メールでのご挨拶にて失礼いたします。
    在職中は皆様からあたたかい叱咤激励のお言葉をかけていただき、感謝しております。
    本当にありがとうございました。

    最後になりましたが、皆様のさらなるご活躍をお祈り申し上げます。

    ----------------------

社内の人に退職挨拶をするときは「お菓子」を配るのもオススメ

 社内の人に退職挨拶をする際、お菓子などを用意する人も多い

 もちろん義務ではないが、このような配慮をすることで感謝の気持ちを表しつつ、社内の人とコミュニケーションを図ることができる。

 退職時の挨拶として有効な手段のため、余裕があれば配ってみるのもオススメだ。

【社外向け】退職時の挨拶メールの例文・退職挨拶時のポイント

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 社外向けの退職挨拶では、メール、はがき、訪問など、いくつかのパターンが考えられる。

 社内向け挨拶と違い、コンプライアンスなど気をつけるべき点が増えるため、注意していただきたい。

【社外向け・退職挨拶メールの例文】

  • <社外の人に退職メールを送る場合の文例>

    ----------------------
    件名:退職のご挨拶(株式会社〇〇の〇〇)

    本文:〇〇株式会社〇〇部 〇〇様

    いつもお世話になっております。
    私事ですが、都合により◯月◯日をもって退職いたします。
    ◯◯様には何かとお力添えをいただき、心より感謝しております。
    今後はこれまで学んできたことを活かしつつ、引き続き精進してまいります。

    後任は、同じ部署の〇〇という者が務めさせていただきます。

    本来であれば、直接お伺いしご挨拶すべきところですが、
    メールでのご連絡となりましたことをお詫びいたします。

    末筆ながら、貴社のご発展と○○様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
    ----------------------

【社外向け・退職挨拶時のポイント】後任者の名前を明記する

 退職の挨拶の文面を書いた後は、後任者の情報も記載しておく必要がある

 事情により後任が決まっていない場合も、関係先とのつながりを維持するために、連絡を取れる部署名や連絡先は明記しておくべきだ。

【社外向け・退職挨拶時のポイント】コンプライアンスに注意

 社外の人に退職挨拶のメールを送るとき、一番注意すべきことはコンプライアンスについてである。

 前職の仕事で得た情報は、就業規則などにより転職先へ持っていくことはできない決まりとなっていることが多い

 そのため、退職挨拶のメールを作成する際は記載内容に問題がないか注意が必要だ。

 また、会社のイメージダウンに繋がってしまうような退職理由は記載を避けるのが無難である。

 社外の人に退職の挨拶をする際は、内容を十分に確認することを心がけよう。


 退職の挨拶は、就業先やクライアントなどお世話になった人への報告の機会ではあるが、自身にとっては節目となる重要な場である。

これまで仕事で関わってきた人たちに感謝の気持ちをきちんと伝え、前向きに次のステップへと進んでいただきたい。

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