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これからは銭湯+〇〇の時代?ホリエモン「コツは全部自分でやろうとしないことだね」

野口直希

2018/04/17(最終更新日:2018/04/17)


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これからは銭湯+〇〇の時代?ホリエモン「コツは全部自分でやろうとしないことだね」 1番目の画像

  ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

 『堀江貴文のQ&A「全部やろうとするな!!」〜vol.939〜』では、ホリエモンが徐々に増えつつある新たな銭湯の形を語った。

 今回取り上げたのは「銭湯と居酒屋を一緒にやるのは面白いと思いました。私はインバウド向けでしたら、アニメ好き外国人を対象に全体的アニメ一色の銭湯にするのもいいかなと考えました。

 日本のアニメでは銭湯の入浴シーンがでてきたりしますが、実際にそのタイプに寄せて入りたい衝動を掻き立てます。また、銭湯でやるアカスリには本格的なタイ式マッサージやオイルマッサージを取り入れるのもいいですが、いかがですか」という質問。

ホリエモン「銭湯+何かのコラボが良いよね」

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 ホリエモンは「マッサージもできたら嬉しいね。僕は行くと思うよ」と回答。

 銭湯と居酒屋の複合施設に着想を得て、アニメとコラボしたインバウンド向け銭湯や、マッサージも受けることができる銭湯をやってみたいという質問者。特にホリエモンは、後者のマッサージ付き銭湯を気に入ったようだ。

 しかし、ホリエモンが注意するのは銭湯+居酒屋、銭湯+マッサージなどの組み合わせをするにしても、その全てを自分でやる必要はないということ。むしろ自分ではお湯の質のみにこだわって、他の施設についてはそれぞれの業界人とコラボした方が手っ取り早いだろう。

 今回のゲストで西麻布にある「現代の湯治場」ことルフロを経営する三田直樹氏も、実際に最近はこうした複合施設は増えていると語る。

 とはいえ自前で飲食店やマッサージでも良いものを揃えようとすれば、莫大なコストがかかる明らかだろう。

ホリエモン「自分で全部やる必要はないよね」

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 コラボ銭湯が増えて来た背景には、そもそも単純に湯に浸かるだけの銭湯の需要低下がある。銭湯が増えてたのは各家庭に風呂がなかったからだが、今ではこの問題は解決されているため、他の場所で差別化する必要があるのだ。

 その例として三田氏は、鎌倉市とコラボしたホステルをやっているのだとか。これはセットメニューで鎌倉での宿泊ついており、観光と銭湯で心も身体もリセットしようというコンセプトなのだそう。

 このコラボの良いところは、互いの要素が相乗効果を生み出している点。日帰りでの観光客が多い鎌倉市にとっては宿泊客が増えれば観光に使ってもらえるお金が増えるし、銭湯側として鎌倉という人の入りが多い場所なら多くの人に訪れてもらえる。

 スーパー銭湯などの複合施設は銭湯から食まで1社で管理していることが多いが、例えば飲食にあまり力を入れていない所が多いという。なのでホリエモンは、これからは強みを持った人たちがコラボするタイプの複合施設が増えていくと予想しているのだ。

 例えばビール1つとっても、良い居酒屋では美味しいビールを提供している。

 こうしたお店が銭湯とコラボすれば、風呂上がりにハイクオリティなビールが飲めるわけだ。既存のスーパー銭湯に足が向かなかった人も、こうした場所ならきっと行きたくなるのではないだろうか?

 ホリエモンがこれからの銭湯について語った『堀江貴文のQ&A「全部やろうとするな!!」〜vol.939〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!


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