1. 石野純也のモバイル活用術:Apple WatchのGymkit対応によりジムでの使い勝手が向上

石野純也のモバイル活用術:Apple WatchのGymkit対応によりジムでの使い勝手が向上

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 スマートウォッチでトップシェアを誇るApple Watchが、新たにGymkitに対応した。日本では、24時間営業が特徴のエニタイムフィットネスが恵比寿店に、3月15日からトレットミルやバイクなどのマシンを導入。

 今後、対応製品は順次、他の店舗にも広げていくという。Gymkitは、最新モデルのSeries 3をはじめ、過去に発売されたすべてのApple Watchで利用できる。

 Gymkitとは、ジムに設置されたマシンとApple Watchを連動させることができる機能で、Watch OS 4.1から導入された。

 現状では、米国やイギリス、オーストラリアなど、対応国を徐々に広げている。もともとは高級路線を打ち出していたApple Watchだが、特にSeries 2以降は、ワークアウトでの利用スタイルを強化してきた。

Apple Watchがジム機器と連動

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昨年9月に発表されたApple Watch Series 3。過去のApple WatchもGymkitに対応する

 Series 3では、LTEでの通信に対応。単体でApple Musicを聞けたり、電話ができたりと、iPhoneを持ち運びづらいワークアウト中に利用できる機能を充実させた。

 こうした機能が評価され、Series 3の発売以降、販売台数やシェアも大きく伸びている。調査会社IDCによると、2017年は、Apple Watchがウェアラブル端末のシェア15.3%を占めるに至った。

 ジム用マシンと連動するといっても、利用方法はシンプル。ロゴが表示された対応製品のNFC部分に、Apple Watchをかざすだけでペアリングが完了する。

 複雑な設定は、一切不要だ。Apple Watchには、身長、体重、年齢といったカロリー計算に必要なデータが入力されている。そのため、ジム用マシンに手動で入力する手間がなくなる。

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マシンにApple Watchをタッチするだけで、ペアリングが完了する

 マシンのデータをApple Watchで簡単に持ち出せるのも、Gymkit対応のメリットだ。ペアリングしているiPhoneでは、ヘルスケアアプリでデータを確認できる。日々のワークアウトの結果をきちんと記録しておきたいという人には、うってつけの機能といえるだろう。

 逆にApple Watchでは、走っているマシンにつけられた傾斜やペダルの回転数といったデータを取ることができない。そのため、ジム用マシンと連動することで、データの正確性を高められる。製品同士がお互いに連携して、Apple Watchが、よりジムで使いやすくなるというわけだ。

 マシンとApple Watchのデータはリアルタイムに同期されているため、ユーザーはディスプレイの小さなApple Watchに目を落とす必要がなくなり、ワークアウトに集中できる。

 マシンで取得した運動強度のデータがApple Watchに送られ、心拍数や身長、体重、年齢に基づき消費カロリーを計算。結果が即座にマシン側に返される仕組みとなる。プライバシーに関するデータがマシンに送られるわけではないため、ユーザーも安心して利用できる。

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Apple Watchとマシンがリアルタイムに連動する
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ワークアウトの結果はApple Watchに保存され、iPhoneでも確認できる

 マシン側でワークアウトを休止するとApple Watchも自動で計測をやめたり、接続が切れると計測を終了したりといった形で連動。

 ワークアウト開始時にペアリングを忘れてしまったときも、あとから接続することで、マシン側のデータが送られる格好だ。

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エニタイムフィットに設置されたGymKit対応製品

 3月15日時点でGymkitに対応するのは、エニタイムフィットネスの恵比寿店のみだが、今後は順次、店舗を拡大していく方針。

 他のジムではまだGymkitは利用できないため、エニタイムフィットネス側にとっても差別化の武器の1つになりそうだ。

 アップル側には、Apple Watchの魅力が上り、ジム利用者を取り込めるのがメリットといえる。ジム通いが日課になっている人にとって、Apple Watchの魅力がさらに高まりそうだ。

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