HOMEビジネス 【書き起こし】経済学者が選ぶ“絶対に避けなければならない”最悪な上司5つの条件

【書き起こし】経済学者が選ぶ“絶対に避けなければならない”最悪な上司5つの条件

森澤

2018/02/13(最終更新日:2018/02/13)


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【書き起こし】経済学者が選ぶ“絶対に避けなければならない”最悪な上司5つの条件 1番目の画像

 春が近づいてきた。春といえば多くの大学4年生にとっては入社シーズン。新たに会社に入り、上司と部下という初めての人間関係を経験する。また、部署異動などで新しい関係性を築くビジネスパーソンもいるだろう。

 上司の存在は職場満足度やその先の自分のキャリアに大きく関係してくる。それは彼らのリーダシップ、管理術や処世術が自分の仕事に直接的な影響を及ぼすからだ。

 そんな中、経済学者、そしてImperative社CEOのアーロン・ハースト氏が絶対に避けなければいけない5つの上司像を発表した。この映像は様々な手法で新しいビジネスアイディアを提供するWOBI社によるもの。

避けなければならない上司

ハースト氏:キャリア上、絶対に避けた方がいい上司像が5つある。完全に避けることは無理にしても、面接をするときなどで彼らを見抜けることはとても大切だと思う。

1人目がマイクロマネージャー。これはパフォーマンスにすごい不安を抱えているような人物。彼らは「すべてを管理しなければならない」という強迫観念に支配されているあまりに、業務内容に事細かに介入してきて、成長の機会を与えてくれない。そして彼ら自身もすべてを管理するのにいっぱいいっぱいで、成長しないんだ。

「舵を持たない船長」が2人目の避けるべき上司。これは目的や目標意識を持たず、行き先がわかっていないような人物だ。意味のない航路へ連れていかれ、どれだけの能力が自分に備わっていたとしても、彼らのリーダーシップではどこにも行けない。

仕事に対しての目標や目的が欠けているんだ。

3人目が幽霊。この類の上司は意外と多い。面接に現れ、どれだけ一丸となって働くかやチームのすばらしさについて語るのに、他のチームメンバーに話すと、その人がまったくチームに時間を割いてないことがわかる。

出世階段を上り、偉い役職の人との関係を築くことが彼らにとってすべてさ。チームを一緒に上へ連れていこうとはしない。そのため、雇用されてチームに参加すると、彼と会うことはもうない。

4人目のことなかれ主義の上司はたくさんいる。現実的な問題との対面を嫌い、口論を嫌う。このような上司を持つとある理由で部下へダメージがいく。

彼らと働いても、成長に必要なフィードバックを得ることができないから。要求が高く、高いハードルをこえさせてくれるような上司も大切だ。

また、正しいことのために上の者に掛け合うことをいとわず、毎回折れるのではなく主張ができるような上司も必要になってくる。

そうでないとずっと業務をこなしていることだけになる。それは仕事とは呼べないよ。

芯のある上司が必要なんだ。だから、

5人目の部下に対して応援や支持をしてくれないような上司も最悪だ。直接的にしろ、チームにしろ、上の人たちに向かってにしろ、ね。彼らは自分の殻に閉じこもり、自分(部下)のための支持者ではいてくれない。

仕事を愛すために必要なサポートも行ってくれない。ただ、放っておくだけ。

誰しもが応援を必要としている。それは自分が進むべき道にいることを感じさせてくれ、励みになる。

みんな目的を持っていて、その中の多くは個人でも達成できるけれども、自分のために喜んでくれるような人物は必要だ。


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