1. フォースは伝承される!!「スター・ウォーズ╱最後のジェダイ」最速レビュー

フォースは伝承される!!「スター・ウォーズ╱最後のジェダイ」最速レビュー

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 「スター・ウォーズ╱最後のジェダイ」がいよいよ公開間近となった。

 去る12月10日にロサンゼルスで開催されたワールド・プレミアでお披露目された本作。その際、メディアはオリジナルへのリスペクトを優先した前作「フォースの覚醒」と比較して、監督と脚本を担当したライアン・ジョンソンの作家性が全面に押し出された新たな物語の幕開けを実感させると、とりあえず賞賛を贈っている。果たして、それは本当なのか?

フォースは伝承される!!

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 辺境の惑星オクトーで遂にジェダイ最後の生き残りであるルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)と出会ったレジスタンスの兵士、レイ(デイジー・リドリー)は、ルークから自らに備わったフォースの意味と、その使い方を学び取ろうとしている。

 しかし、それは容易ではなかった。なぜなら、ルーク自身もジェダイとしての在り方に疑問を抱いているからだ。彼には、カイロ・レン(アダム・ドライバー)を、ジェダイに育てようとして失敗した苦い経験があるのだ。

 こうして注目の最新作は、フォースの伝承を巡るルークとレイの葛藤と、一方で今や銀河系の闇を支配するファースト・オーダー側に立ち、ジェダイも闇世界も含めて、今あるものすべてをリセットして、新しい秩序をその手で構築しようとするカイロ・レンの野望とを交差させつつ進んでいく。行く手に待ち受けるのは、互いにフォースの限りを尽くして対決するレイvsカイロ・レンの生死を賭けた死闘である。

 レイ、カイロ・レン以外にも、元ファースト・オーダーの脱走兵で今はレジスタンス軍に属する兵士フィン(ジョン・ボイエガ)や、レジスタンス飛行隊長のポー・ダメロン(オスカー・アイザック)など、新キャラクターを登場させてシリーズを一新した「フォースの覚醒」から2年。

 「最後のジェダイ」では各キャラクターは各々に成長を遂げ、物語の担い手として逞しさを増している。本作で世代交代は完了し、これを土台に来たる「スター・ウォーズ╱エピソードⅨ」(2019年)へと繫がることを考えれば、ワールド・プレミアでの評価は正しいと言えるのではないだろうか。 

新クリーチャー&新アイテム

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 前作で世界中のファンを魅了したキューブ型のドロイド、BB-8は今回重要なミッションを帯び、急場で得意の“斜め走り”を披露して観客の目を和ませる。

 そのBB-8以上にファンをゲットしそうなのが、ルークが隠遁生活を送る惑星オクトーに生息するまんまるお目々の鳥類クリーチャー、ポーグ。勿論、R2-D2とC-3POも重要な場面で登場するので、旧シリーズのファンは感涙必至だ。

 レイとカイロ・レンが互いにかざす白と赤のライトセーバー、レジスタンス軍の戦闘機を迎え撃つファースト・オーダー軍のAT-AT(シリーズ屈指の名作「帝国の逆襲」に登場した足長戦闘ロボット)を彷彿とさせる新兵器など、ガジェット類もアップデートされている。ビジュアル面ではすでに出尽くした感があるSFファンタジーというジャンルで、新しいアイテムを必ず提示するところが「SW」シリーズのしたたかさでもある。

TDLのアトラクションとも連動?

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 旧作へのオマージュもないわけではない。ファイナルバトルでレジスタンス軍機が機体を90度回転させて敵陣地の狭い隙間を猛スピードで通過していくシーンは、東京ディズニーランド(TDL)の人気アトラクション“スター・ツアーズ”の売り物にもなった名場面で、今や懐かしすぎる「エピソードⅣ」のクライマックスをコピーしたものだ。

 因みに、TDLでは「最後のジェダイ」の公開に合わせて、12月15日から「スター・ウォーズ・プログラム“フィール・ザ・フォース”」と題して、最新作の名シーンと前作「フォースの覚醒」の代表的シーンのみで構成された新アトラクションを実施する。劇場で飽き足らない「SW」ファンは映画をよりリアルに体感する絶好の機会になりそうだ。

【作品情報】
「スター・ウォーズ╱最後のジェダイ」
12月15日(金) 全国ロードショー
公式ホームページ:http://starwars.disney.co.jp/movie/lastjedi.html
©2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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