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【Houzz】2018年はこうなる!生活家電トレンド大胆予測

Houzz

2018/04/27(最終更新日:2018/04/27)


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2018年も続々と家電の新商品が誕生しています。今年はどんな家電が流行するのでしょうか? トレンドを予測してみました。

2017年、エアコンや冷蔵庫といった生活家電の日本国内の出荷額は、1997年以来、約20年ぶりの高水準を記録したと各紙が報じられています。というわけで、生活家電にますます注目が集まる2018年、どのような盛り上がりを見せるでしょうか? 今回は家電のプロとしてトレンドを大胆に予測したいと思います。

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2018年トレンドその1:エアコンはカラーで選ぶのが常識になる

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ダイキン
risora

これまでエアコンといえば “白くて長方形”というイメージがあるだけで、よほど詳しい人でなければ、パッと見て、どのメーカーのエアコンか区別がつかないものでした。当然、機能や見た目で積極的に選ぶというより、なんとなく価格が安いから、と消極的に選ぶ人がほとんどだったと思われます。ただ一昨年くらいから〈三菱電機〉の《霧ヶ峰 FLシリーズ》の登場により、赤いエアコンもアリなんだと業界にインパクトを与えました。

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そして、昨年9月に追い打ちをかけるように、エアコンのトップメーカーである〈ダイキン〉が《risora》を発表。こちらはなんと7色展開という、今までのエアコンではありえない多色展開で業界に衝撃を与えました。

それら7色は奇抜なカラーリングではなく、どちらかといえば落ち着いたカラーリングで、質感も上品。そして、空間に調和する仕上がりに。なかでも空をイメージさせる「ソライロ」や植物をイメージさせる「フォレストグリーン」などは、これまで家電自体にも使われてこなかったカラーながらも非常に美しく、これからはエアコンをカラーで選ぶのが常識になるかもしれない、と強く予感させることでしょう。

2018年トレンドその2:より特化したロボット掃除機がさらに登場する

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RF
ウインドウメイト

掃除機全体に占めるロボット掃除機の国内シェアは約4%と言われています。一度導入すると決して手放せなくなる、と言っても過言ではないとても便利な掃除機ですが、現実はまだ導入していない世帯も多く、残念に思います。とはいえ、この1月には新たに窓掃除ロボット《ウインドウメイト》という、新たなロボット掃除機が登場しました。

窓掃除は多くの人にとって非常に面倒な作業で、半年に1回や1年に1回くらいしかやらない人が大多数ですが、この《ウィンドウメイト》を導入すれば、窓を2つのユニットで挟んで、あとはボタンを押すだけできれいにしてくれます。

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今年はこのように、今までの床専用のロボット掃除機では掃除できなかった場所を掃除する、例えばお風呂場とか浴槽などをきれいにできるなど、より特化したロボット掃除機がさらに登場するでしょう。

また当然、床用のロボット掃除機もよりバリエーションが増えると予想。例えばこれまで手に取らなかった世帯やひとり暮らし世帯向きの、よりコンパクトなモデルが登場するかもしれませんね。

2018年トレンドその3:調理鍋は電気鍋や炊飯鍋がよりホットになる

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長谷園×siroca
かまどさん電気

一昨年あたりから引き続き調理家電に注目が集まり、よりデザインのいい便利なアイテムが続々と登場しています。なかでも、最もホットなジャンルが調理鍋と電気炊飯鍋。まずは調理鍋は昨今の共働き世帯の時短調理や “ほったらかし” といったキーワードに紐づいて、より盛り上がること間違いありません。

野菜や肉、調味料などの具材をカットして、鍋の中に入れてしまえば、あとはボタンを押すだけ。この手軽さが、多くの人々に受け入れられています。この状況は、働き方改革など社会背景とも相まって語られることも多く、今年はさらにいいものが出てきそうな予感がします。

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また、炊飯器は一時期の高級炊飯器ブームが落ち着きを見せるなか、昨年あたりから〈バルミューダ〉などのいわゆる新興メーカーが作る電気炊飯鍋が大ヒット。それに追随する形で、〈長谷園〉の大ヒット炊飯土鍋《かまどさん》を新興メーカー〈シロカ〉が、シーズヒーターを使うことで電気化することに成功しました。

ふっくらおいしく炊ける土鍋と、利便性の高い炊飯器をしっかりと融合した《かまどさん電気》の登場により、炊飯=鍋というキーワードがますます盛り上がることでしょう。

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記事提供:Houzz(ハウズ)
(2018年2月16日 Houzz『2018年はこうなる! 生活家電トレンド大胆予測』より転載)

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