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取手映画祭が6年ぶりに開催!大賞に1人8役「私とわたし」

荏谷美幸

2017/10/11(最終更新日:2017/10/11)


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取手映画祭が6年ぶりに開催!大賞に1人8役「私とわたし」 1番目の画像
大賞を受賞した『私とわたし』主演の大須みづほさん。

 10月8日(日) 茨城県取手市の取手ウェルネスプラザで、第3回取手映画祭が開催され、『私とわたし』(監督:佃尚能)が、ショート・ショートフィルム大賞、取手市長賞をダブル受賞した。

 そもそも取手映画祭とは、取手市在住の彫刻家・島田忠幸さんが中心となり、取手フィルムコミッション、市議会議員などの協力の下で設立された映画祭。

カンヌ映画祭でも話題を呼んだ「私とわたし」

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左:トロフィー制作者の島田実行委員長。右:「私とわたし」制作チームの皆さん。

 6年ぶりの開催となる今回は、取手市や牛久市を舞台に制作された『レミングスの夏』などの作品が上映された他、4分以下のショート・ショート映画のコンペティションも行われ、女優の大須みづほさんが1人8役を演じ、今年のカンヌ国際映画祭でも話題を呼んだ「私とわたし」が大賞を受賞した。

 大賞のトロフィーは島田実行委員長が映画祭のために制作したオリジナル。受け取った大須さんは「実家に飾って家宝にします」と笑顔だった。

 「なかなか資金が集まらず前回の開催から6年が経ってしまった。次は何年後になるか分からない」と語る島田委員長。

 取手市は毎年、東京藝術大学と共同で取手アートプロジェクトを開催している「アートの街」でもあり、食品メーカーが数多く工場を擁する「産業の街」。ぜひ、市民と行政と企業が一体となって、引き続き映画祭を盛り上げていって欲しい。

ショートショートフィルム大賞、取手市長賞 受賞作品『私とわたし』


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