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面白いアイデアを思いつくコツって?長寿漫画『あたしンち』の意外なネタ集め方法をホリエモンが紹介

野口直希

2017/09/17(最終更新日:2017/09/17)


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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

 『堀江貴文のQ&A「基本を見直す!?」〜vol.886〜』では、ホリエモンが漫画を面白くするための一案として、『あたしンち』で採られていた意外な手法を紹介。

 今回取り上げたのは、「このメルマガがきっかけでiOSアプリをリリースしました。アプリの内容は4コマ漫画を1コマずつユーザーの投稿と投票で決定していくというものです。ダウンロード数をこれから伸ばすためには、どのような施策が有効でしょうか。

 個人的にはモッサリ感をなくすようアップデートしていく。そのためにコーディングのスキルアップをしていくしかないかなと思っています」という質問。

ホリエモン「そもそもサンプル漫画が面白くない」

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 ホリエモンは「とりあえずサンプルマンガがしょぼすぎて二流感がハンパないのでそこの改善からじゃないかな」と回答。

 オリジナルのコンテンツを扱ったアプリの改善点を尋ねた今回の質問。アプリの内容は4コマ漫画をベースとしており、内容を1コマずつユーザーからの投稿・投票で決定していくというスタイルだ。

 質問者はアプリの機能改善などを想定しているようだが、ホリエモンは「そもそも漫画がつまらなすぎる」とバッサリ。

 周りからは「さすがにひどいコメント」と言われるが、ホリエモンは「これが正直な感想だよ」と悪びれない。

 とはいえ、たしかに感想を求められて正面切ってコンテンツがつまらないと指摘してくれる人はあまりいない。

 システム周りをいくら改善しようが、肝心のコンテンツに魅力がなければ箸にも棒にもかからないのは当たり前。そういう意味でホリエモンの指摘は質問者にとってかなり有意義なはずだ。

ホリエモン「『あたしンち』のネタ集めの方法って知ってる?」

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 さらにホリエモンは、「そもそも多数決で決めたギャグが面白いわけないじゃん」と企画コンセプト自体を否定。

 投稿型というのがこのアイデアの特徴ではあるが、たしかにそれが効果的なのかは難しいところだろう。

 そこでホリエモンが代わりに提案するのは、経験談やネタを集めるという手法。実はこれは、人気漫画『あたしンち』で行われているものだ。

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 ホリエモンが昔使っていたビルは『あたしンち』版元のメディアファクトリーと同じ会社だったらしく、エレベーターに「今日のあたしンち会議は○階」といった張り紙があったのだそう。

 一般の主婦を集めてお茶会を開いて、作品のネタを集めていたのだ。

 人気作品の裏には、このようにちょっと意外な努力やこだわりがある。ホリエモンは質問者に対して「コンセプト自体を見直した方がいいかもね」とアドバイスするが、たしかに現状はちょっと安直なアイデアで突っ走っている感も否めない。

 投稿型といっても色々やり方はあるので、面白い作品を生むにはどうすればいいかを再考してみても良さそうだ。

  ホリエモンがアイデアの磨き方について語った『堀江貴文のQ&A「基本を見直す!?」〜vol.886〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!


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