1. 未だに問題山積みの電子書籍、これからどうなる?ホリエモン「資料としての価値は高そうだよね」

未だに問題山積みの電子書籍、これからどうなる?ホリエモン「資料としての価値は高そうだよね」

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 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。

 『堀江貴文のQ&A「電子書籍の謎!?」〜vol.838〜』では、ホリエモンが徐々に普及はしているものの未だに問題点も少なくない電子書籍のこれからについて語った。

 今回取り上げたのは、「未だに電子書籍化されていない本が大量にあるのはどうしてでしょう?  電子書籍化した方が売り上げが増えそうな気がするのですが」という質問。 

ホリエモン「電子化にかかるコストほど売上が見込めないから電子化されないんだろうね」

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 ホリエモンは「出版社からしたら電子化にかかるコストほど売上が見込めないからだろうね。

 あと、電子取次ってところと販売所がかなりの割合を持っていくので売れる書籍以外は旨味がないんじゃないかな。他には、著者が電子化を嫌がるのを懸念している場合もあるね。

 電子化でコストダウンできているのに、出版社は新刊書籍ですら売価に対して紙の書籍と同じくらいの印税しか払おうとしないから。僕も理にかなっていない場合は、電子化を拒否しているね」と回答。

 全ての書籍が電子化されない理由を、ホリエモンは意外と電子化しても黒字にならないことが多いからだと説明している。

 電子書籍は紙の書籍に比べて印刷や流通のコストが少ないのが強みだが、それでも電子取次やストアが結構なマージンを取るので売れる確証が強くなければ電子化されないこともあるようだ。
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 各社の都合で実施率はまちまちな電子書籍だが、原則として国立国会図書館では全ての書籍がデータ化されている。

 そこではかなりのスピードでページをめくって高速撮影する機械などもあり、電子化のための設備が相当整っている。今後、この蔵書がマーケットと関わりを持つ機会もあるのかもしれない。

ホリエモン「古文書の翻訳はAIが得意そうだよね!」

 近年は青空文庫のような著作権の切れた電子書籍を無料で読めるサービスもあるし、著作権法も電子書籍を見据えた法改正が行われている。

 そんな中、今回のゲストで「一冊の本を売る本屋さん」で有名な森岡書店のオーナー森岡督行氏は、江戸時代以前の日本書籍がほとんど知られていないという現状を説明。

 森岡氏によれば、歴史学者の間では「日本人は自国の歴史を2割くらいしか知らない」とすら言われているのだとか。

 だから当時の書物を電子化して誰でも読めるようにすれば、日本人の歴史観にも大きく影響するかもしれないというのが森岡氏の主張だ。
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 ホリエモンも「売れなさそうだけど意義はあるよね」と森岡氏に賛同。歴史的資料も多くは国立国会図書館でデータ化されているはずなので、実現可能性は低くない。

 加えてホリエモンは、「古文の翻訳はきっと人工知能の得意分野なはず」と説明。昔の草書体の文章が電子書籍で手軽に読めるようになれば、たしかに我々の物の見方に大きく影響を与えそうだし、何より純粋に面白そうだ。

 物理的コスト削減などメリットも多いものの、まだまだ関係者同士の利害関係もあって問題も山積みな電子書籍。

 このテクノロジーが様々な制約を乗り越えて、我々の生活を塗り替えてくれるような日は訪れるのだろうか。
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 ホリエモンが電子書籍のこれからを語った『堀江貴文のQ&A「電子書籍の謎!?」〜vol.838〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!

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