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仕事に満足感がないすべての働く人へ。サイモン・シネックから学ぶ「Why」の大切さ

森澤

2017/06/13(最終更新日:2017/06/13)


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 作家、マーケティングコンサルタントのサイモン・シネック氏。TEDで行った彼のスピーチ「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」は、17,000,000回再生以上。TEDのコンテンツの中でもトップランクに入る彼は、今回「仕事に満足感を得るためには」について語った。

 世界最下位の仕事満足度と言われている日本人は、「充実感」を得るためにはどうしたらよいのだろうか。

「僕は90%の人が自分の仕事に満足している世界を想像している」


90%以上の人が自分の職に不満を感じながら帰宅するという統計があるんだ。これは仕事を好んでいるか、愛しているかの違いだよ。職を好むことはできるが、職を愛しているか――90%の人はそうではないみたい。

僕は、この統計の結果が「正反対」の世界をイメージしている。90%以上の人が自分の仕事に満足していて、自分より大きなものに貢献したように感じている世界をね。

あなたはどう仕事に満足感を得ましたか?

僕はそれまでずっと楽天的な人間だったんだが、5年前、自分のキャリアのなかで情熱を失うポイントに到達した。自分がしている仕事を愛せなくなり、あまり好きじゃないと思うほどだった。

僕のような楽天的な人間にとって、仕事をすることが幸せじゃないだけでとてもつらいことなんだ。

自分の仕事を愛せなくなる時期に、僕は「Why」と呼ばれるものを発見した。そして、地球上すべての組織——僕たちのキャリアでさえ——“3つの段階”で機能していることを学んだ。

「やっていること」「どうやるのか」「なぜやるのか」。この3つ。

これらは、他者と比べて自分が特別に感じる要素だが、「なぜそれをするのか」をはっきりと言える人はとても少ない。

それは「生計を立てる」や「家族を養うため」ではない。「なぜ?」という質問が問うものは「目的」「動機」「信念」なんだ。

自分の「Why?」を知った後、僕は本当に人に「していること」を言うのをやめた。「信念」を伝えるようになった。

ただ情熱が戻っただけではなく、僕のキャリアと人生は劇的に変化したんだ。僕は、膨大な意味を持つ、まったく違う進路を辿ることになったんだ。

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