1. ひろゆき「テレビが落ち目な理由が全くわからない」ホリエモン&ひろゆきが考えるテレビ局の未来は?

ひろゆき「テレビが落ち目な理由が全くわからない」ホリエモン&ひろゆきが考えるテレビ局の未来は?

 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「テレビ局は不利!?」〜vol.813〜』では、ホリエモンが落ち目との声も少なくないテレビ局の未来を語った。

 今回取り上げたのは、「テレビ番組のネット同時配信が解禁されたら、地方テレビ局の経営は成り立たなくなるのではないでしょうか。全国の視聴者がインターネットで直接、キー局の番組を視聴できるようになれば、地方テレビ局の存在意義はなくなります。地方発のコンテンツが全国的にブレイクするケースもあるでしょうが、それで現在のレベルの収益を上げられるとは思えません」という質問。

ひろゆき「テレビ会社が不利な理由が全く理解できない」

 ホリエモンは、「逆に成り立つんじゃないかな。『水曜どうでしょう』みたいな番組はローカルでも人気があるし、ちゃんとヒット番組を作れば観てもらえる環境はあるかと」と回答。

 テレビのネット配信が解禁されることで地方テレビ局の存続を危惧した今回の質問。しかし、ホリエモンも今回のゲストで匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者として有名な「ひろゆき」こと西村博之氏も、むしろ現状は地方テレビ局にとって追い風だと考えているようだ。
 その理由をひろゆき氏は、「テレビの会社はネットのサービスもできるけど、ネットの会社は電波を使えないからネットの会社の方が単純に不利」と説明。

 テレビ局はネット業界に参入できる上に、ネットを使えない高齢者が顧客になってくれるテレビの放映権も確保している。このように考えれば「テレビの会社が不利な理由が全く理解できない」とまでひろゆき氏は語る。

 しかし、現状ではテレビ局が先陣を切ってネットサービスを始めているとは言い難い。これが、「ネットの時代にテレビが不利」という言説が生まれてしまう大きな理由だろう。ホリエモンはこの状況を、「要はテレビ会社は本質を理解していないんだよね」とバッサリ斬り下ろす。

ホリエモン「テレビ会社の人は現状を全く理解していないよね」

 テレビ局が理解していないという現状を、ホリエモンはスマートフォンを例に紹介。固定電話やガラケーに慣れ親しんだ世代からすると当たり前だが、スマホネイティブからすればスマホの電話になぜあんな覚えづらい電話番号が割り当てられているのか理解に苦しむ場合もあるだろう。

 実際、LINE通話やSkypeで簡単に通話ができる時代に、わざわざ面倒な番号を覚えてまで電話をしようと思う人はかなり減っているはず。

 これは、スマホネイティブにとって「電話」はLINEやゲームと同じアプリの1つに過ぎないからだ。かつては連絡手段として特権的な地位だった電話は、スマートフォンの中では1アプリとして他の連絡用アプリとパイを奪わねばならない。

 テレビもこれと同じ状況だ。スマホで配信された番組を見るとき、ユーザーはAbemaTVなどのネットコンテンツやポケモンGOなどのゲームアプリと同じレベルで判断することになる。要は、これらのアプリ全てがテレビのライバルになっているのだ。
 しかし、ホリエモンは未だにテレビ会社はこのことを理解しているとは言い難いという。だから電波事業からコンテンツ制作までを一気通貫した垂直統合の組織体制から脱却できていないのだ。

 こうした前提に立って事業を行うことさえできれば、むしろテレビ会社はかなり優位な立場にあるというのがホリエモンとひろゆき氏の主張だ。

 むしろ、ホリエモンは「僕は地方テレビ局を作りたいけどね」とまで話す。ひろゆき氏も、高齢者が拠り所にしているテレビがなくなると困るので、いざとなれば地方テレビ局には政府の手が入ると予想。

 これから困るとすれば、ただ他局の番組を流すだけの誰でもできるような仕事をしている社員だ。こうした人々がバイトに取って代わられることは十分あり得るとひろゆき氏は考える。
 「むしろ地方テレビ会社が成り立たない理由を聞きたいよ」とまで話すホリエモンとひろゆき氏。ネットでも頻繁に見かける「ネットの登場によってテレビは不利になった」という言説だが、単純な立場だけを見ればそんなことは全くない。テレビ会社が現状を把握した上で戦略を立てれば、このような言説が流布することもなくなるのかもしれない。

  ホリエモンがテレビ局の戦略を語った『堀江貴文のQ&A「テレビ局は不利!?」〜vol.813〜』。動画が観たい方はコチラからどうぞ!

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