1. ポール・ウォーカーの遺志を継ぎ、原点回帰の「ワイルド・スピード」最新作は前作を超えられるか?

ポール・ウォーカーの遺志を継ぎ、原点回帰の「ワイルド・スピード」最新作は前作を超えられるか?

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 カーアクション・マニア垂涎の人気シリーズが返ってきた!!

 数えてシリーズ8作目になる「ワイルド・スピード ICE BREAK」は、荒唐無稽を突き抜ける空前の地対空アクションに、シリーズの原点であるストリート・カー・アクションのリアリティも同時に搭載して、またも前作を超えるヒットを目論んでいる!?

ドミニクが“ファミリー”を裏切る!?

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 ヴィン・ディーゼル扮するストリートレーサー・チーム、人呼んで“ファミリー”のボス、ドミニクが、キューバの首都・ハバナで喧嘩をふっかけてきたちんぴらドライバーを軽くいなした後、物語は意外な方向へシフトして行く。
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 あろうことかドミニクの裏切りによって“ファミリー”の面々が投獄、または崩壊の危機に直面。そこから、ボスの背後で蠢く女性サイバーテロリストの野望と、彼女の悪事に加担せざるを得なかったドミニク自身の事情が解き明かされていく最新作は、改めて“ファミリー”とは何ぞや? というクエスチョンを観客にも同時に問いかけてくる。

P.ウォーカーの遺志に従いニューヨークでカーアクション・ロケ!!

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 肝心のアクションはどうか? カリブの太陽が眩しいハバナでの炎上スピードレースに始まり、野望達成に向けて着々と計画を進めるテロリストが搭乗した偵察機内の緊迫と、地上で展開するアクション・シークエンスを交互に見せる映画全体のフォーマットは、ど派手な演出にも助けられ、突っ込む隙を与えない。

 何よりも今作の白眉は、巨大都市ニューヨークの一部地域の交通を全面的に遮断し、摩天楼の谷間をレース場に変えて激走するカーアクションのリアリティ、これに尽きる。シリーズを原点に戻したいとの希望は、前第7作の撮影中に交通事故で非業の死を遂げたオリジナル・キャストの1人、ポール・ウォーカーの遺言だったと言われる。

クライマックスはアイスランドでアイスブレイク!!


 さらに、クライマックスでは、撮影クルーが主要キャストを引き連れてアイスランドに移動し、スーパーカーに乗って氷上を疾走する“ファミリー”VS氷の下を猛スピードで航行する潜水艦の、文字通り「アイスブレイク」が展開。

 ロケ地である北アイスランドの湖、ミーヴァトンでこれ程の巨大エクスプロージョンシーンが撮影されたのは史上初とのこと。常にアクションをボリュームアップさせて行きたいという製作側の意気込みが、ここからも感じられる。

ディーゼル、ジョンソン、ステイサムのマッチョ比べ

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 俳優サイドも、多少緩みが出てきたとは言え、相変わらずマッチョなディーゼル以下、ウルトラマッチョなドウェイン・ジョンソン、ドウェインと比較するとセミマッチョなジェイソン・ステイサムなどの筋肉軍団と、ミシェル・ロドリゲスら、オリジナル“ファミリー”の顔たちに、今回ヴィラン役でシリーズデビューのオスカー女優、シャーリーズ・セロンが加わって多種多様な布陣。

 悪役が強くないと面白くないという犯罪アクションのルーティンがしっかり踏襲されている。

世界の名車たちが映画に貢献

 因みに、カーマニアにとって一番気になる登場車種を記しておこう。ドミニクが運転するマッスルカー、プリムスGTX、レティ(ロドリゲス)の愛車、コルベット・スティングレイに始まり、高級車のベントレー・コンチネンタルGT、メルセデスAMG、ジャガーF TYPE、そして勿論、日本車のスバルBRZなどなど。

 名車が誘うストリート・カー・アクションの醍醐味を思い起こさせ、シリーズ最新作は北米興収3億ドル、日本興収35億円を稼ぎ出した前作「SKY MISSION」(15)の興収を超えられるだろうか? 今、業界の注目はその1点に集まっている。

【作品情報】
ワイルド・スピード  ICE BREAK
2017年4月28日(金)より全国ロードショー
配給:東宝東和
©Universal Pictures

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