1. 【書き起こし】ヴァージン・グループを創立したリチャード・ブランソンによる起業家へのアドバイス

【書き起こし】ヴァージン・グループを創立したリチャード・ブランソンによる起業家へのアドバイス

出典:www.virgin.com
 リチャード・ブランソン氏は、伝説的な成功を収めたイギリスの実業家である。彼の最も顕著な成功は、ヴァージン・グループの創設だろう。

 このグループの始まりは、彼が古レコード販売を始めたのをスタートとする。それから、レコード会社、ヴァージン・レコードが立ち上がり、多岐に渡る事業が展開されていった。

 今回は、そのブランソン氏のインタビュー動画の書き起こしを行う。このインタビューは、ポータルサイトBig Thinkによるものである。

人は花と一緒で、水を与えるように褒めれば成長する

起業家へのアドバイス

ブランソン:会社を経営するにあたって、最も重要なのは会社とは何かを忘れないということだ。会社というのは、人々の集団にすぎない。そして、人々のリーダーとして、素晴らしい聞き手でないといけないんだ。加えて、素晴らしいモチベーターでなければならない。

つまり、人々を褒め、彼らの良いところを発見するのが上手でなければならない。人は花と一緒で、花に水を与えれば良く育つように、人を褒めれば良く育つ。これはリーダーの重要な役割だ。

ヴァージンを経営した際の一番の難点

ブランソン:成功と失敗は紙一重だ。財政的支援無しで事業を始めようとする人の殆どは、ある時点で失敗する。僕はその成功と失敗の境界線の、成功の方にいただけに過ぎない。

例えば、僕はレコード会社を立ち上げた後に、僕は他人の航空会社で飛ぶのにうんざりしていた。他の航空会社の飛行機に乗る経験が不快だったから、航空事業を始めることにしたんだ。

そうしたら、僕らが使っていた銀行は完全にパニック状態に陥った。ヴァージン・アトランティック航空の一番最初のロンドンからニューヨークへのフライトから戻ってきた時、銀行の支配人が僕の家まで来ていたんだ。彼は月曜日にヴァージンを閉鎖すると言い、その日は金曜日。

その銀行から受けた融資を、2日間でどうにか返済しなければならなかった。これを銀行の支配人にするのはとても危険なことなんだけど、僕は彼を家から押し出し、彼を歓迎しないと言った。そして、世界中にいる僕らの音楽の流通業者を電話するのに週末を使って、次の週を乗り越えるために一時的な貸付金を貰えないか聞いたんだ。

親切にも、彼らは貸してくれた。その週末に、僕らは銀行を変えることに成功し、なんとか生き残れた。この話の教訓は、銀行を恩義で考えてはいけないということだ。多くの人々は銀行を変えようとしないが、状況によっては医者を変えるのと一緒で、進んで変えようと思っていなければならない。

ヴァージンはブランソン無しで成功し続けることができるか

ブランソン:ヴァージンは僕無しでもとても良く機能しているよ。僕は、自分でブランドを立ち上げ、世界中に300~400もの会社を作ったが、委任することも学んだ。ヴァージン会社を経営する素晴らしいチームがいるし、彼らに自分の会社を経営するように(ヴァージン会社を)経営する自由を与えているし、過ちを犯す自由も与えている。

ヴァージンのブランドは、世界で20位以内に入る、認められたブランドだ。もし、僕に何かあっても、ヴァージンは変わらず栄え続けるだろう。もしかしたら、僕は何かを足すかもしれないし、マーケティングに追加投資しなければならなくなるかも知れない。

でも、幸運なことにヴァージンは僕無しで、健康的に生き長らえられる状態にある。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する