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【Houzz】必要なアイテムだけで快適に暮らす、ワードローブの整理法・決定版!

Houzz

2017/04/13(最終更新日:2017/04/13)


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 寝室や玄関、ウォークインクローゼットなど、収納場所が散らかるいちばんの原因は、なんといってもジャケットや靴、服を持ちすぎていること。引っ越しを機に持ち物を減らしたい、 散らかっているせいで毎朝の身支度に時間がかかるなど、困っている人は少なくない。

 Houzz(ハウズ)は、家をリフォームしたい人と専門家をつなぐ、アメリカ発のオンラインプラットフォームだ。今回はそんなHouzzより、「コートや上着から靴や小物まで、アイテムごとに数をしぼってすっきりと効率的に暮らす方法」をご紹介しよう。

 クローゼットの中にある服を減らせば、気持ちも整理できて解放された気分になることができる。その上、スペースも増えてゆったり暮らせるようになるのだ。シンプルな生活を始めるために、まずは今週末からでも、以下に紹介する方法を試してみてはいかがだろうか。

最初は靴から 

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 靴は洋服とは別の場所にしまっていることが多いもの。一度すべて収納場所から出して、よく履くもの、本当に気に入っているもの、以前は活躍したけれど今はあまり履かないものを、真剣に見直してみよう。

 自分のライフスタイルを考えながら、優先順位を決めていきたい。例えばスポーツが趣味の人なら、スニーカーが多めに必要だろう。

 全部で9足を超えないのが理想だ。残りは寄付するか処分。難しいかもしれないが、ここで分別をつけて、正しい道を進みたい。

クローゼットを完全に空にする

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 クローゼットの中身をひとつ残らず引っ張り出し、コートラックに掛けてあるものも外して、全部ベッドの上に置いてみよう。

 これで自分がどれだけのものを持っているか、はっきりと分かるはずだ(ショックを受けて、何とかしようと思う人が多いはず)。またすべてのものを明るい場所で見て、必要なら着てみることで、正しい判断を下すことができる。

自分のスタイルを3つの言葉で表現する

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 服のチェックをしている間、自分のスタイルを最もよく表す言葉を3つ考えてみてほしい。インテリアの参考にもなるだろう。「アート指向、モノクロ、モダン」かもしれないし、「レトロ、北欧好き、明るい色」かもしれない。あるいは「スマート、上品、オーダーメード」だろうか。服を選別するときは、ひとつずつ手にとり、自分のキーワードと合っているか自問自答してみよう。

 そしてこれからはこの3つの言葉を自分のスタイルを作る呪文にして、服もインテリアもそれにそぐわないものは購入を控えると、さらに系統が統一されてすっきりとした見た目を保つことができるだろう。

本当に好きなものだけを残す

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 判断に悩むものが出てきたら? これに組み合わせるものがあれば……いつかもっと似合うようになるかも……。そんな風に思うなら、処分が妥当だ。

 本当に好きなものだけを残そう。そうすれば、毎日身支度のたびにイライラしながら「着るものがない!」と叫ぶことはなくなるはずだ。自動的に自分らしい服装ができる最小限の組み合わせができあがれば、今よりずっと楽に自分の「ユニフォーム」のようなコーディネートができるようになって驚くはずだ。

季節はずれの服をどうするか

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 季節はずれのものはすべて別の場所に収納しておこう。暖かい時期には、お気に入りのニットや上着はまとめて邪魔にならないところに置いておきたい。コートやスカーフ、手袋も同様に。逆にこれから寒くなる時期には、これらが出し入れしやすい方法を考えて、代わりにデニムのショートパンツやサンダルは奥にしまおう。

 写真のような引き出しシステムを使ってもよいし、オットマンやベッド下収納に季節はずれの服をしまってもOKだ。圧縮袋は、着ない服を清潔に、コンパクトにしまえて、しかも虫からも守れる画期的な便利グッズ。持っていたら是非活用しよう。

 季節はずれの服を仕分けるときは、次にその季節になったときにも着たいと思うだろうかと考え、自信を持ってイエスと言えないなら、捨ててしまおう。

たまにしか着ない服をどうするか

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 イブニングドレス、タキシード、ウェディングドレスなど、めったに着ない服や思い出のある服もあるだろう。たまにしか着ない服は、写真のようにタンスの一番後ろか別の場所にしまってしまおう。
  
 とびきり美しい服なら、飾って見せないのはもったいないこと。ビンテージドレス、またはタキシードをシンプルな木製ハンガーに掛け、寝室のピクチャーレールから下げるだけで、部屋がゴージャスな雰囲気になるのでおすすめだ。

各アイテムを3つずつ選ぶ

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 多くても5つまで。もういらないもの、スタイルに合わないもの、特別なときにしか着ないものは選り分けたので、ここからが本題だ。

 各アイテムを3つずつ選ぼう。パンツ3本、トップス3着、上着3着、ワンピース3着など。自分のスタイルがしっかり表現されるものが良い。毎日のようにジーンズを履いているなら、それだけは少し多めにしたい。つまり、着るのが好きで気分がよくなるアイテムは、多めに選ぶということだ。

 こうすれば、次のシーズンになったときにワードローブに何が足りないかがよく分かり、慎重になって余計な買い物をしなくてすむ。気にも留めていないものや気まぐれに買ったものがどんどん増えていくのとは正反対だ。

余計な部屋着を持たない

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 週末用の部屋着にしよう、あるいはペンキ塗り、ガーデニング、ヘアカラーなどのときに使おう、と思って着古した服を取っておく人は少なくない。

 確かに古くなったトレーニングウェアや上着やTシャツが2着ずつほどあると便利だが、引き出しがいっぱいになるほどは必要ない。容赦なく処分してしまおう。

小物についても検討を

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 ベルト、ネクタイ、スカーフ、ジュエリーなどを精査しよう。残した服に合うだろうか? 自分らしいスタイルを引き立ててくれる小物だけを厳選して持つようにしたい。

 写真のような引き出し用の仕切りを買うのもおすすめだ。すべてのものを簡単に手に取れるようにすれば、毎朝の着替えのときに、すばやく決断できる。

不要なものは寄付する

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 残すものを選んだら、手放すものをすべてまとめよう。後で何かがなくて困るのではないかと心配なら、念のため少しの間取っておいてもよいだろう。ただし、もう大丈夫と思えたら、品質のよいものは売ってお小遣いにする(新しいものは買わないこと)、友だちと服を交換する、古いものは慈善団体に寄付するなどしよう。

 新しいものを買う前に、しばらくの間は最小限のワードローブで生活してみよう。本当に自分にフィットするものだけで暮らす生活は、それまでよりあなたを幸せに、そしてさらに自信を持たせることだろう。


 世界最大の住宅デザインプラットフォーム「Houzz(ハウズ)」では、住まい、暮らし、ライフスタイルに役立つ情報を発信中。


文:Lara Watson
翻訳:ハウズ日本版編集部
記事提供:Houzz(ハウズ)

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