1. 新入社員のメンタルを削るNGワードTOP5を紹介! 尊敬される上司像には意外な共通点があった

新入社員のメンタルを削るNGワードTOP5を紹介! 尊敬される上司像には意外な共通点があった

by けんたま/KENTAMA
 もうすぐ四月。新入社員がやってくる季節だ。多くの新入社員が不安と期待を胸に職場にやってくる。同時に迎える社員、すなわち新入社員の上司となる人も同じ心境であるはずだ。

 どうやって仕事を教えればいいのか、新入社員が働く環境をどう作ればいいのか、悩みの種は尽きない。

新入社員に言ってはいけないNGワード

 入社3年以内にやめてしまう新入社員は、全体の3割にも及ぶという。「今どきの若者は」という言葉で片付けるのは簡単だが、企業としては優秀な人材を確保しておきたいところ。

 若い人材を逃してしまわないためにも、若手社員の心に刺さってしまうワードは知っておきたい。ここでは、R-25、アイリサーチ調べの、27以下の若手社員100人に聞いた、避けておきたい「言われたら心にくるワード」を紹介しよう。

1位:「だからお前はダメなんだ」

 もっとも言われて精神的にきついワードは「だからお前はダメなんだ」。

「人格を否定されている気がする」(21歳)
「全否定されている気がして、やる気がなくなった」(27歳)

出典:この言葉使ってない?新入社員への禁句TOP10 | R25
 人格否定にまで感じられるあまりにも強い言葉。いくら新入社員にイライラしたとしても、使うのは控えた方がいい。

2位:「前にも言ったよね」

「分からないことがあるから聞いたら、言われた」(27歳)
「(業務を)ひとりでやるようになってから、もう一度聞いたときに言われた」(23歳)
「前に言われていないのに言われた。理不尽な叱責だと感じた」(26歳)

出典:この言葉使ってない?新入社員への禁句TOP10 | R25
 部下がミスしたときに使ってしまいがちなワードであるが、受け取る側の心境を考えるとあまり使わない方がいいようだ。また、上司側が説明不足だった可能性もあるので、自らの言動も振り返って使うべきか考えよう。

3位:「もういいよ、私がやるから」

「全てを否定されている気がする」(26歳)
「資料作りを行なったのに、言ったことと内容が異なり、作り直そうと思っていたら、『自分がやるからやらないで』と言われた」(26歳)
「自分ができない人間だと思えてしまう」(27歳)

出典:この言葉使ってない?新入社員への禁句TOP10 | R25
 1位の「だからお前はダメなんだ」と同様、部下を否定するワード。「使えないから」とう言葉で終わらせて自分でやってしまったら、部下も伸びない。

4位:「言われた通りにやればいい」

「何回も言われたことがあるが、言われると腹が立つ」(23歳)
「せっかくいろいろと考えて提案したのに、屈辱的だった」(24歳)

出典:この言葉使ってない?新入社員への禁句TOP10 | R25
 こちらもなかなか高圧的な言葉だ。3位の「もういいよ、私がやるから」と同じように、部下の自主性が損なわれてしまう。

5位:「やる気ある?」

「言われたことはしっかりこなしたはずなのに、上司からその言葉をかけられた」(25歳)
「真面目に細かく(仕事を)やっているのにまったくそれが伝わらず、言われた」(26歳)
「自分なりに一生懸命やってきたのに、一気に否定されたから」(27歳)

出典:この言葉使ってない?新入社員への禁句TOP10 | R25
 こちらも辛辣な一言。部下の仕事への姿勢が自分の基準に満たないことから言いたくなってしまうかもしれないが、ぐっとこらえた方がいいようだ。

 言われると精神的にキツいワードというだけあり、どれも強烈なものばかり。部下の精神状況を考えるのならば、使うことを差し控えることをおすすめする。

新入社員が望む“尊敬できる”上司像

 では、部下から尊敬を集めるのは、どんな上司なのか。大まかなポイントは2つ。「コミュニケーションが取りやすいこと」と「仕事を教えるのがうまいこと」が重要になってくる。

自慢話よりも失敗談、面談よりも雑談

 コミュニケーションが取りやすい人が人望を得やすいのは当然の話だ。ここでは、新入社員が上司にどのような姿勢で関わって欲しいのかを考えてみよう。

 まず、「俺が若い頃はこうだった」なんて話をする上司は新入社員を白けさせてしまうのでご法度だ。コミュニケーションを取ってくれても、肝心の話が共感できるものでないのなら意味がない。

 新入社員に「話しやすい人だ」と感じてもらうためには、自らの失敗談を話すことが効果的。鼻につく自慢話をするよりも失敗談を自虐的に語る方が、人の心を惹きつけるものだ。

 失敗談を話すことは、新入社員の失敗を防止するという意味を持つだけでなく、失敗さえさらけ出す強さでさえ感じさせるという意味でもメリットがある。共感、尊敬できる上司なら自慢話よりも失敗談を上手に語れるはずだ。

 また、新入社員と良好な関係を築くには、かしこまった場での会話だけでなく、些細な雑談も必要だ。入ったばかりで話しにくさを感じている新入社員に対しては、改まった場でのかしこまった会話より、普段の数分の雑談の方が関係構築に効果的。

 そういった小さなコミュニケーションから互いのことを知ることで、仕事上の会話もしやすくなる効果が期待できる。

仕事を教えるのが上手な上司が尊敬を得る

 部下から尊敬される上司になるための2つ目のポイントは「仕事を上手に教えられること」だ。右も左もわからぬ新入社員に仕事を教えるときは、丁寧になることが重要だ。

 「とりあえずやってわかんないところは聞きに来て」と放り投げてしまうと、新入社員も困ってしまう。聞かれたことだけに答えるその場限りの指導では、仕事の全体像を把握するのは難しい。

 そうではなく、段階を追って教えることで、新入社員も覚えるべきことを正確に覚えることができる。「勝手に覚えろ」ではなくて「自分で教える」という姿勢の方が、部下が育つのは間違いない。

 また、指示を具体的に出すことで認識の違いを埋めることも重要だ。例えば、「会議の準備をしておいて」ではなく、「会議のために〇〇の資料を〇〇ページにまとめておいて」と言った方が正確に意図が伝わる。

 2言、3言付け加えるだけで、部下が感じる安心感が変わってくることに加え、仕事も円滑に進む。

 NGワードでも紹介した「前にも言ったよね」を防ぐためにも、前もって仕事の詳細を共有しておくことは大事なことだ。

 上司が新入社員に言ってはいけないこと、言うべきこと。当たり前のことのようで、周りに実践している人はどれほどいるだろうか。

 いくら新入社員に憤っても、社会人1年目だということを思い出し、大人の対応をしよう。新入社員の立場に立って振る舞うことが、それ以降の仕事を協力することにもプラスに働いてくるはずだ。

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