1. ふらっと訪れたい。そのユニークさにハマる都内のおすすめ個性派本屋6選

ふらっと訪れたい。そのユニークさにハマる都内のおすすめ個性派本屋6選

 年明けから早1カ月。慌ただしく始まった仕事もそろそろ落ち着きを取り戻しているのではないだろうか。

 町の本屋にも仕事帰り立ち寄る姿が多く見られる。最近では、新書だけでなく、ビンテージものや面白い本などが立ち並ぶカフェのような空間も持ち合わせる本屋が都内に出現している。

 女性の中で使用が急増しているInstagramでの投稿で反響を呼び、そのお店に足を運ぶものも多い。今回は、それぞれこだわりを見せる個性派本屋6店を紹介する。

人生を豊かにする一冊に出会える「SNOW SHOVELING」(駒沢)


出典:snow-shoveling.jp
 「ヒト・モノ・コト」をつなげる出会い系本屋。足を踏み入れると、都会の喧噪から別世界へと私たちを誘う。コーヒーやビールを飲みながら、ソファーでくつろげる。Wi-Fiも利用可能で仕事を持ち込んでも、楽器を持ち込んでもOK。楽しむことを追求した、まさに本の仲間達が集う場所だ。

 トークショーから食事会まで幅広いジャンルのイベントを定期的に開催している。おしゃれな空間を彩るインテリアは全て購入可で、雑貨屋のような顔も持つ。休日友達を誘って、ゆったりするのにおすすめだ。

世界の無駄を宝物に変える街の本屋「B&B」(下北沢)

出典:bookandbeer.com
 ちょっとした時間に、知らない世界と繋がりたい。そんな「場」を大切にした本屋。仕事帰りに、買い物帰りに、恋愛を見る、自分と向き合う……日常の中に楽しみを生み出す。B&Bと言えば、週に複数回行われているトークイベントが目玉だ。そこでは、様々な業界の著名人が本について、社会についての語らいが行われる。

 実際に参加してみると、登壇者と参加者がビールを片手に何時間も熱い想いを語り合う空間に圧倒された。なかなかお目にかかれない方にも出会えるので貴重であった。日常に物足りなさを感じていたら、きっと刺激を与えてくれる存在になるだろう。

ファッションブランドが手がける「BOOK MARC」(神宮前)

出典:www.marcjacobs.jp
 有名ファッションデザイナーマーク・ジェイコブス(MARC JACOBS)が手がけた新感覚ブックストア。ブランドのインスピレーション源になっているカルチャー・アート・ファッションなどの本が数多く並ぶ。ニューヨークやロサンゼルスにも店舗があり、海外の最新の流行をいち早く取り入れている。

 コレクターを虜にするヴィンテージものやサイン本も取り揃えられる。アーティストとのイベントも行っており、まさにカルチャー創造の場だ。実際に手にとってみないと分からない書籍の素晴らしさを再認識させてくれる、そんな空間を都会のど真ん中に作り上げる。

出版側の世界観が広がるアート融合空間「POST」(恵比寿)

出典:post-books.squarespace.com
 POSTは定期的に取り扱う本が全て代わる新しいブックストアである。この本屋の特徴は、出版社という括りで本を特集するところだ。海外のアートブックやファッション誌を多く取り扱う。店内に並ぶ本のビジュアルの美しさに驚くだろう。

 出版関係者のインタビューをサイト上やトークイベントなどで試みており、本の裏側に迫ることができる。木造のナチュラル空間は、心地よい緊張感を与えてくれ、装本の細部までこだわりぬいた出版社の顔が垣間みられる本屋に、ギャラリーを見るかのような経験ができる。

体験までを提供する次世代型本屋「東京天狼院」(池袋)

出典:www.facebook.com
 この本屋が提供するのは、「READING LIFE」という新しいスタイル。「部活」や「読書会」といった体験が読書の先に存在する。講師や本の関係者を招き、ワークショップが定期的に行われている。東京店の他、福岡・京都にも店舗を構える。

 ここでは、リアルな現実を描くが故に著者を伏せなければならない「天狼院秘本」というものが存在する。

 市場には出回っていない本だが、「タイトルを秘密にする」「返品禁止」「他人に教えること厳禁」の3点の条件を守った人のみが譲り受けることが出来る。リアルな本に背景にある真実を見てみたい方には是非おすすめだ。

フリーペーパーのみ扱う「ONLY FREE PAPER」(小金井)

出典:onlyfreepaper.com
 お店の名前の通り、フリーペーパー専門店である。近年では書籍の電子化が進む一方で、独自の進化を遂げている「紙」媒体。その代名詞と呼ばれるものがフリーペーパー・フリーマガジンである。以前はサブ的な要素として存在していたが、地域に特化されたものやクーポン多様型、全国に普及するカルチャー誌など固有の魅力が再発見されている。

 フリーペーパー・フリーマガジンの中でも、無料とは思えない高精度のものが多く存在する。日常の中では目にとまらなかったものが、本棚に並べられるとまた違った顔を見せる。ありそうでなかった「モノを売らない実店舗」の形を味わってみてはいかがだろうか。

 今回は、都内の数多い本屋の中でも個性が際立つ6軒の本屋を紹介した。店主の書籍に対する想いがそのまま本屋という空間に現れており、訪れるだけでも刺激をもらえる。

 本があまり得意でない方も充分楽しめるので、これを機に自分の一冊を手に取る経験をしてみてはいかがだろうか。

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