1. 次に来る操作UIは目線!視線で画面をスクロールする次世代のスマホ「ZTE Hawkeye」

次に来る操作UIは目線!視線で画面をスクロールする次世代のスマホ「ZTE Hawkeye」

次に来る操作UIは目線!視線で画面をスクロールする次世代のスマホ「ZTE Hawkeye」 1番目の画像
出典:www.kickstarter.com
 いま、IT企業が続々と「アイトラッキングテクノロジー」のスタートアップを買収している。2016年10月にはGoogleがEyefluenceを、12月にはFacebookがThe Eye Tribeを買収したことが報道された。

 アイトラッキングとは、ユーザーの視線の動きをトラッキング(追跡)する手法のことで、これまではウェブサイトを閲覧するユーザーの視線がどこに向けられているのかを可視化するために用いられてきた。今回、GoogleとFacebookが買収した目的は、AR/VRデバイスへの活用で、今後アイトラッキングに関する技術は欠かせないものとなりつつある。

 そんなアイトラッキング技術を活用したスマートフォン「ZTE Hawkeye」が、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」に登場した。スマホ業界も注目するアイトラッキング技術でどんなことができるのかを紹介していく。

ハンズフリーで画面をスクロールできるのが特徴

次に来る操作UIは目線!視線で画面をスクロールする次世代のスマホ「ZTE Hawkeye」 2番目の画像
出典:www.kickstarter.com
 ZTE Hawkeyeは、中国のスマホーメーカー・ZTEが開発したスマホだ。最近ではSIMフリースマホとして日本でもZTE社製のモデルが多数登場しているので、知っている人も多いだろう。

 このモデルの最大の特徴は、目線だけでスマホを操作できること。正面にある高解像度カメラで視線の動きを検知し、その動きをスマホにジェスチャーとして伝えるようになっている。

 つまり、視線を動かすだけで画面を上方向にスクロールできたり、横方向を見ることでスワイプしたときと同じようにページを切り替えたりできる。現状ではアイコンをおすというような細かい操作には対応していないが、片手で吊り革を持ちつつ、もう片方の手でスマホを持ち、目線で操作するということが可能になる。

アイトラッキングは“ながら操作”に最適

次に来る操作UIは目線!視線で画面をスクロールする次世代のスマホ「ZTE Hawkeye」 3番目の画像
出典:www.kickstarter.com
 CPUなどの細かいスペックは現状では記載されておらず、5.5インチのフルHDディスプレイ、デュアルカメラ、指紋センサー、Android 7.0を搭載する点などはすでに決まっており、Hi-Fiオーディオへの対応も予定しているのだとか。

 また、オプションのケースを装着すると、鏡などに貼り付けられるようになり、歯磨きやメイクなどの身支度をしつつ、手を使わずにスマホを操作できる。

 資金調達目標額は50万ドル(約5,700万円)と比較的高めの設定で、現在3万6,249ドル(約409万円)と、資金集めはやや困難している模様。価格は199ドル(約2万3,000円)で、支援の受付は2017年2月19日までとなっている。

アイトラッキングはスマホ業界も注目の技術

次に来る操作UIは目線!視線で画面をスクロールする次世代のスマホ「ZTE Hawkeye」 4番目の画像
by SMI Eye Tracking
 アイトラッキング技術をスマホに応用するのは、実はこれが初めてではない。2013年にサムスンが発売した「GALAXY S4」では、よそ見をした際に動画の再生を停止できる機能としてアイトラッキングを搭載。また、2015年にはAppleもiPhoneを操作できるアイトラッキングの特許を取得するなど、スマホ市場では話題となっている技術なのだ。

 ただし、残念ながらZTE Hawkeyeは日本の技適に通っていないため、国内で使用すると違法になる恐れがある。

 「技適」とは、“電波法令で定められた技術基準に適合している無線機であること”を証明するもので、免許を受けた製品には技適マークが付けられる。ZTE Hawkeyeの日本市場への導入に期待しつつ、未来を感じるアイトラッキングの可能性に思いを馳せよう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する