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PS VR対応、あまりの恐怖に脳が痺れる!:『バイオハザード7 レジデント イービル』

U-NOTE編集部

2017/01/19(最終更新日:2017/01/19)


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PS VR対応、あまりの恐怖に脳が痺れる!:『バイオハザード7 レジデント イービル』 1番目の画像
 ホラー映画、お化け屋敷など、人はなぜか恐怖に惹きつけられる。中でも主人公に成り代わってプレイするゲームは、恐怖体験を我が事として感じられるため、ホラーとの相性が非常に良い。ゲームファンなら、一度は震えながらプレイしたことがあるのではないだろうか。

 数あるホラーゲームでも、別格の人気を誇るのがハリウッド映画にもなった『バイオハザード』シリーズだ。1月26日には最新作も発売されるとあって、今改めて注目を集めている。話題のVRシステム、PlayStation VR(PS VR)に対応し、シリーズ史上最凶の恐怖を味わえる『バイオハザード7 レジデント イービル』。その内容を紹介しよう。

主観視点により深まる没入感、PS VRで体験版をプレイ!

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 今回の『バイオハザード7』、実はゲームの詳細がほとんど明かされていない。物語の発端は、3年前に消えた妻から届いた一通のメール。導かれるまま遠くルイジアナへと車を走らせた主人公イーサン・ウィンターズは、朽ちた廃屋にたどりつく。彼はただひとり、この邸からの生還を目指すことになる……。

 といった概要しかわからず、過去のシリーズとどのようなつながりがあるのかも判明していない。事前情報のないまっさらな状態でプレイできるため、驚きに満ちたゲーム体験を味わえるだろう。

 最大の特徴は、シリーズ初となる主観視点を採用している点だ。過去のシリーズでは固定カメラ、プレイヤーの肩口からのカメラを採用していたが、今回は主人公の視界=プレイヤーの視界となり、ゲームへの没入感がより一層深まっている。さらに、VRデバイス「PlayStation VR」にも完全対応。狂気の世界に体ごと入り込んでしまったかのような、極限の恐怖が待っている。
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 現在公開されている体験版『バイオハザード7 ティザー 〜ビギニングアワー〜 ミッドナイトバージョン』も、PS VRに対応している。通常モードとVRモードを遊び比べてみたが、当然ながら恐怖はケタ違い。何と言っても、自分自身が朽ちた邸内に“いる”のである。

 視界をすべて覆われ、たったひとりで邸に取り残された心細さに、一歩を踏み出すにも躊躇してしまう。何かが潜んでいそうな気配も格段に増し、扉に手を伸ばしては(コントローラーで操作できるのに、実際に前方に手を伸ばしてしまう!)、ビクッとしてその手を元に戻すの繰り返し。なかなか進めないにもかかわらず、心拍数は上がりっぱなしだ。

 何気なく鍋の蓋を開けたら、ゴキブリがわらわらと這い出し、自分の手を伝ってくるシーンなど、あまりの気持ち悪さにコントローラーを放り投げたほど! 謎の中年男、地下室に巣食う異形など本編のストーリーを暗示する存在も登場し、そのたびに声にならない悲鳴を上げてしまった。
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 しかも、3Dオーディオにより上下左右あらゆる場所から音が聞こえるため、些細な音がするたびに椅子の上で身を縮こませたり、転がり落ちそうになったり。「あまりの恐怖に直面すると、人は怒り出す」という謎の現象にも見舞われ、中盤からは逆切れしながらプレイすることに。
 
 VRでプレイをすると個人差や体調によっては酔ってしまうが、今までとは次元の違う恐怖を体感できるのは間違いなし。なお、今回も音響に力が入っているため、PS VRを持っていない人でもサラウンドヘッドフォンでプレイすることをおすすめしたい。
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まるで実写! フォトリアルな表現を可能にする新エンジン

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 こうした恐怖表現を下支えしているのが、このゲームのために開発された描画エンジン「REENGINE」だ。かび臭ささえも感じられる朽ちた床板、光に照らされて舞う埃など、その表現はまるで実写。当然のことながら、目に映る景色がリアルになるほど感じる恐怖も増していく。

 さらに今回は、18歳未満プレイ禁止の『グロテスクVer.』も同時発売。「18歳未満、そしてショックに弱いあなたのプレイを禁ずる。」と公式サイトで釘を刺されているとおり、これまで以上に踏み込んだ凄惨な表現が待っている。「普通の刺激じゃ物足りない」という大人の読者は、こちらを選ぶのもいいだろう。
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 表現方法は新しくなったが、「探索」「戦闘」「アイテム管理」というシステムの根幹をなす3要素は今回も受け継がれている。邸内をくまなく探索し、謎を解き明かす。武器を手に戦い、恐怖に打ち克つ。限られた弾丸や回復薬を、いつ使うべきか冷静に判断する。そんなゲーム的要素を存分に楽しむことができる。
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 主観視点と「REENGINE」の組み合わせにより生まれる、究極の恐怖。PS VRを持っている人はもちろん、通常のプレイでもその真価は十二分に体感できる。一段ギアを上げた新生『バイオハザード』を、ぜひ体験してほしい。

SPEC
『バイオハザード7 レジデント イービル』
発売日:1月26日(木)発売
対応ハード:PS4(PS VR、PS4 Pro 4K/HDR対応)、Xbox One、PC対応
価格:ディスク版 7,990円+税
ダウンロード版 PS4、PC(STEAM版)7,398円+税/Xbox One 7,400円+税/PC(Windows Store版)価格未定

『バイオハザード7 レジデント イービル グロテスクVer.』
発売日:1月26日(木)発売
対応ハード:PS4(PS VR、PS4 Pro 4K/HDR対応)、Xbox One、PC対応
価格:ディスク版  7,990円+税
ダウンロード版  PS4、PC 7,398円+税/Xbox One 7,400円+税
※18才以上のみ対象



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